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共同通信が大誤報~外交と靖国神社参拝と在るべき姿~
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共同通信社は廃業すべきではないか。
共同通信は2022年8月15日の終戦の日の靖国神社参拝に関する記事で、自民党の生稲晃子参院議員(現外務政務官)が参拝したと報じましたが、正しくは生稲氏は参拝しておらず、誤った報道でした。生稲氏が今月24日、日本政府代表として出席した世界文化遺産「佐渡島(さど)の金山」の労働者追悼式に韓国政府関係者が参加を見送ったことに関連した複数の記事でも、生稲氏が参拝したと断定的に報じました。
生稲氏が今月24日に参院議員就任後の靖国参拝を否定し、当時の取材過程を調べました。その結果、靖国神社への国会議員の出入りを取材する過程で生稲氏が境内に入るのを見たとの報告がありましたが、本人に直接の確認取材をしないまま記事化したと分かりました。
|共同通信(2024年11月27日)
(https://www.kyodonews.jp/information/2024/post-127.html)
共同通信は、2022年8月15日の終戦の日の靖国神社参拝について、自民党の生稲晃子参院議員(現外務政務官)が参拝したと報じた。
生稲政務官が日本政府代表として出席した、世界文化遺産「佐渡島(さど)の金山」の労働者追悼式(2024年11月24日)について、韓国政府関係者が不参加であった事を報じる複数の記事に於いても、共同通信は生稲参議院議員が靖国を参拝したと断定して報じた。
然し生稲議員本人は参議院議員就任後の靖国参拝を否定、自民党の議員等も否定、結果、記事は「唯の見間違いを、生稲氏に確認する事も無く報じた妄想記事」であった事が判明。
共同通信の特大妄想誤報は国内外へ配信され、韓国外務省は「生稲議員が22年8月15日に靖国神社を参拝したものと承知している」とコメントしており、共同通信の特大誤報が我が国の外交関係に大きな影響を及ぼした可能性は非常に高い。
本件について、林芳正官房長官は「事実に基づかない報道が為された事、また佐渡島の金山追悼式について、そうした誤った報道が混乱を生じせしめた、そういうふうに認識しておりまして、極めて遺憾であります」「政府として共同通信に対し、事実関係や経緯の説明を求める予定でございます」と発表。
2024年11月26日には外務省の岡野正敬事務次官が水谷亨共同通信社長と面会し、岡野次官が「誤報が混乱を生じせしめた」旨を表明して「極めて遺憾だ」と伝え、水野社長が謝罪したとの事。
少なくとも、特大妄想誤報記事を執筆した者、承認した者、及び共同通信社長は引責辞任(辞職)すべきではないだろうか。
オールドメディアがSNS上に於けるデマを指摘し規制を訴えている最中、"ファクトにこだわり抜く共同通信社" 様の特大妄想誤報が発覚した事は噴飯物である。
ネット空間では日夜、フェイクニュースや中傷、真偽不明の言説が飛び交っています。だからこそ、共同はファクトにこだわり抜きます。事実を追い、掘り起こし、裏付けを取る。特定の主張に偏らない「公平さ」を重んじながら、記事、写真、動画、グラフィックスとして、いち早く伝える。フェイクの時代に立ち向かう仕事を通じて、これからも「信頼の通信社」であり続けます。
(https://www.kyodonews.jp/company/)
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さて。
特大妄想誤報を内外へ発した共同通信社が廃業すべきである事は当然として、「議員や総理大臣の靖国神社参拝」が何か問題のある行為であるかの如く捉えられ、外交関係に影響を及ぼす事も大きな問題である。
本件については X(旧Twitter)に於いても簡単に触れたが、改めて、丁寧に纏めようと思う。
抑々として、「靖国神社」は何の様な存在なのであろうか。
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