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大喜利について考える

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2015年4月の記事一覧

大喜利について考える 3.大喜利はどこで出来るの?

さて、実際の大喜利をやってみたいとあなたが思った時に、

大喜利をやる場所はどこに存在するのか?

脱出ゲームの場合、株式会社SCRAPが行う公演が

全国に存在し、各主要都市ではSCRAPが運営する会場で

ほぼ毎日のように脱出ゲームが行われている。

また、東京には『なぞともカフェ』という常設のスペースもあり、

週末にはSCRAP以外の団体が行う公演もどこかしらで開催されている。

ボードゲ

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大喜利について考える 2.大喜利の何が楽しいの?

さて、私が人に大喜利を勧める以上、

「大喜利の何が楽しいのか」についても説明しなければならない。

まず、大前提として大喜利とは何をするものなのか。

「笑点」における口頭での回答形式と、その後流行したフリップ形式の

大喜利では答え方に違いこそあれ、行う事は

・司会者から”お題”が提出される

・回答者が答える。

この二つに集約される。

ここでいう”お題”とは何か。クイズの”問題”とは何

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大喜利について考える 1.大喜利は芸人のもの?

筆者自身も色々な場所でその場にいる人に「大喜利やってみませんか?」と

大喜利に誘う機会があったのだが、その際によく聞く返事が

「大喜利は難しい」「芸人さんみたいに上手くできない」

「すべりたくない」というものである。

例えば将棋に置き換えてみよう。「将棋やってみませんか?」と

誘って、「ルールがよく分からない」「複雑な思考が苦手」という

理由はあっても、「羽生善治名人みたいに上手く出来

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大喜利について考える #0

0.大喜利はお笑いではない

皆様は”大喜利”という言葉を聞いて、何をイメージをするだろうか。

「笑点」で落語家が面白い答えを出して、座布団の数を競うコーナー。

「IPPON GP」などのテレビ番組や

「ダイナマイト関西」などの舞台で、お笑い芸人が

フリップに面白い答えを書いて面白さの優劣を決め、

最も面白い芸人を決める大会。

「着信御礼!ケータイ大喜利」のように視聴者が投稿して

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