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40歳以降は、骨量が減っていくことを、意識して‼️



■骨を構成するものとは

骨は、重さでは、約25%をコラーゲン、約75%をカルシウム・リン酸などのミネラルが占めています。


しかし、体積では、約50%がコラーゲン、約50%がミネラルで、コラーゲンの割合が増します。

骨を鉄筋コンクリートの建物にたとえると、鉄骨・鉄筋がコラーゲンで、コンクリートがミネラル類というイメージです。


骨におけるコラーゲンの役割は、骨に丈夫さ、しなやかさを与えることのようです。

骨は、からだの成長が止まり、大人になってからも数ヶ月のサイクルで生まれ変わっているとされ、これは骨代謝と呼ばれます。


骨代謝により、コラーゲンが古くなり、弾力性が失われるのを、防ぐとされます。


骨代謝は骨を壊す破骨細胞と、骨を作る骨芽細胞の連携プレーによって行われますが、壊される方が多いと、残念ながら骨の量は、徐々に減っていくことが報告されています。

男女ともに、およそ40歳頃から、骨量が減り始めるとされますが、特に女性は、ホルモンの関係から、その減少量が顕著で、閉経後10年間で、20% 前後の骨量減少が見られたという報告もあります。


■骨量を減らさないために、したいこと

ボディの見た目や働きは、骨、筋肉の両方に影響されます。

骨量の減少で、腰や背中が少しずつ丸くなり、からだ全体の印象が変わりやすく、また背中や腰が痛みがちで、骨折などの怪我の心配もあります。


骨は、負荷をかけることにより、骨芽細胞が活性化され、骨の形成が促されることがわかっています。

激しい運動でなくても、ウォーキングなどの軽い運動を継続して、行うことで、40歳以降でも骨量が増えたという報告もあります。


まずは適度な運動を、生活習慣とすることがよさそうです。

そして、骨の原料となるコラーゲンやカルシウムが、不足しないように、積極的に食生活に取り入れていきたいものです。


キビキビ、颯爽と、動くためにも、骨が大切。骨を意識したボディメイキングを!

参考:「骨の健康学」株式会社 岩波書店

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