宮崎での地震を受けて「日頃の備え」を確認する。
8月8日午後4時43分に日向灘を震源とする地震がありました。
熊本県にいる私も揺れを感じました。
ちょうど車に乗って買い物をしようとしていた時にスマホから緊急地震速報がなり、少し長い横揺れがありました。
熊本地震がフラッシュバックする揺れの大きさで、ドキッとしました。
やっぱり緊急地震速報の音は慣れないです…。
良い機会だと思い、簡単ではありますが自宅の備えを確認しました。
①非常食・水はあるか。
熊本地震の時に一番困ったのは「水」です。
断水で水が全く出ず、飲み水やトイレに困りました。
春先でしたのでお風呂は3日ほど入らなくてもしのげましたが、こんな猛暑のなかで被災をしたらひとたまりもないな、、と思いました。
水は家に備蓄が無かったので急いで2L×6本のケースを1箱買いにいきました。
これから台風の時期にもなるので良かったのかなと思っているところです。
非常食に関してはインスタントの袋麺やツナ缶などはありましたが不安でしたのでこの際、Amazonで売っていた保存食付きの防災バッグを買ってみました。
値段はしましたが背に腹は代えられないと思い、思い切って購入しました。
地震があったからか在庫切れが目立ちました。
やはり危機感を持った人が多かったのかな…と思いました。
②ガソリンは満タンか。
幸い、ガソリンは2日前くらいに入れたのでほぼ満タンでした。
なぜガソリンの量が大事かというと、先日、猛暑の中での避難所生活訓練のニュースを見たからです。
個人的にはかなり衝撃的なニュースでした・・・。
クーラーが無い中での生活はこの季節、本当に危険です。
車が発電機の代わりになり、停電してもクーラーはつけられるのでガソリンは満タンにしておくに越したことはないなと思いました。
同じ理由でスマホの充電もできるのでガソリンは入れておくべきだと強く感じました。
モバイルバッテリーの充電も満タンにしてましたが、電池式の充電器があった方が良いかもな、、、と思いました。
仮に夏に被災した場合、ずっと車にいると熊本地震で二次被害として多くの人がかかった「エコノミークラス症候群」になりやすいので、そこは気を付ける必要があります。
避難所にいくのがベストなことに変わりはありませんが、少しの間涼む場所としても車の存在はありがたいのかなと思いました。
③避難場所とその経路は確認できているか。
私の家の近くの小学校や避難施設は頭の中でイメージができるくらいには近所の道は把握できていました。
Googleマップを使わないと分からない、ではなく、何も見なくても行けるくらいになっておいた方がいいですね…。
そのために良いのが「近所の散歩」です。
ここ最近、運動のために散歩をしているのですが、これがいざという時に役に立つのではないかと思いました。
防災対策としておすすめです。
おわりに
この地震は単なる宮崎の地震、ではなく気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が出されました。
南海トラフに関してはNHKから以下のような動画があがってます。
備え過ぎる、ということはないと思うので、防災意識を日頃から考えて行きたいと思います。
ここからは学校現場の話になりますが、一昨年から始まった「地理総合」という科目では防災が大きく扱われています。
1年間の教育内容のうち3分の1は「防災」といっても過言ではないくらい教科書に記載があります。
ここ十年で災害はかなり増えていますし、危機意識を持たせるためなんだろうな・・・と個人的には解釈しています。
どんな風に授業をしていけば防災意識を啓発できるか、を考えながら授業づくりにも励んでみたいと思います。