テスト返しの授業の仕方。
10月に入り、ようやく残暑の厳しい熊本も涼しくなってきました。
とはいえ日中は30℃を超えることも、、。
早く日中も涼しくなって欲しいと思う毎日です、、💦
今日は私流の「テスト返しの時の授業」を紹介したいと思います。
というのもテスト返しの時の授業って結構難しいと思っているからです😓
やり直しのモチベーションがある生徒がたくさんいる場合は良いですが、学校によっては
「◯点だった〜」で終わる生徒が多数派の時もあります。
その際、一問一問解説をすると基本的に寝ます(笑)
そもそもやり直しに関心が無いからですし、
国数英と違い地歴公民科は一回出た知識はほとんど次のテストに出ないことが多いのもあるからでは無いかと個人的には解釈しています。
3年生の授業なら解説をしますが、
1、2年生の授業なら以下の流れで行っています。
この流れが最近ではしっくり来ています。
新聞を読んでディスカッションをする、というのが生徒には好評です。
実はクラスの中で2、3人くらいしか新聞を取っている家庭はありません。
新聞には公民科の授業につながるネタがたくさんあります。
しかし普段の授業の中ではじっくり読む時間が取れません、、。
テスト返しの余った時間なら、、と思って始めたところ、手応えを感じました^ ^
新聞の内容のチョイスもかなり大切です。
今のところ、熊本だと渋滞などの交通問題や観光問題だと関心が高く、生徒同士で話し合える素地があるような感覚があります。
これは勤務校にも寄るとは思いますが、生徒に身近な話題が載っている記事が良さそうです。
記事を読んだ後、ディスカッションをさせます。
例えば、、、
・空港まで鉄道を敷くならどのルートが良いか?
・ローソン富士山のオーバーツーリズム問題、あなたならどんな対応をする?
・総裁選、あなたなら誰に投票する?
こんな問いを投げかけて考えさせます。
なかなか思いつかない生徒もいますが、グループで1つの結論を出すことをゴールにしているので協力しながら進めていけるようです。
新聞はデータ上で保管しています。
地元の熊日新聞だと、見たい記事だけ切り抜いてPDFにできるので、それをクラウド上で保存しています。
見返したい時にいつでも見返せるので紙でスクラップするより便利です(^^)
何か授業のネタに困ったら、このファイルから引き出してます(笑)
いかがだったでしょうか?
テスト返しの持て余す何分かの時間を、これからも有効に使っていきたいなと思います。