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自己肯定感という呪いにかかっている人に知ってほしい、たった1つの言葉。
「自己肯定感高まる~!」
などと言っている人を見ると、
自己肯定感という言葉の意味をちゃんと説明できるうえで言ってんのか?
と、言いたくなることが多かった、自己肯定感の呪いにかかっていた頃の私。
そもそも自己肯定感とは
検索すると、
自己肯定感とは、ありのままの自分を肯定し、尊重する感覚。
とある。
・・・おい待て。
まずは肯定する前に、受け入れてはどうだ?と私は言いたい。
ありのままの自分受け入れてから肯定してみてはどうだろう?
受け入れることをせずに自己肯定をしようとすると、とんでもない違和感が生まれる。
似非ポジティブにまみれた、プライドだけが高い人間が生まれる。
それが私である。(過去の)(今もまだ顔を覗かす)
受け入れずに自己肯定感を育もうとすると、条件付きの肯定しかできなくなる。
早起きできる私だから〇
子供を怒らない私だから〇
ご飯をバランスよく作れた私だから〇
こんな風に、
ポジティブな面しか自分じゃない、行動ができなかったり怒ったりする自分はダメだ。
という似非自己肯定感高い女が完成してしまう。
このエセジコタカウーマンは、他人に対してもその物差しで測るようになるからタチが悪い。
どこか少し人を馬鹿にしたような見方をしたり、できない人に対してイライラしたりする。(何度も言うが過去の私デス)
ありのままの自分にはポジティブな面しかないだろうか?
人は誰しも、ダメなところはたくさんある。
私は朝4時に起きる朝活女だが、
5時半まで無意味にスマホを見て時間を溶かしてしまったり、
瞑想の習慣を作ろう!と、朝4時から誘導瞑想のYouTubeを聞きながら目を瞑ったかと思うと、次に目を開けたら6時だったり。
運動するする詐欺をしたり。
今日からカロリー計算してダイエットする!と決めたのに、カロリー管理アプリにつまみ食いしたおやつは入力しなかったり。
そんなところばっかりじゃない?むしろ。
そんなダメな自分もすべて肯定できんのかって話なのよ。
自己受容感という言葉を知ってほしい
自己受容感とは。
検索すると、
ありのままの自分を受け入れる感覚、またはその状態。
自分自身を肯定的にとらえ、自己肯定感を育む土台となる。
とある。
・・・え?
こっちが絶対先じゃん。
自己肯定感の土台って書いてあるじゃん。
ネガティブ・ポジティブ、どんな自分でも受け入れることによって、失敗する自分も成功する自分も受け入れられるから、いろいろなことに挑戦できる。
いろいろなことに挑戦できるようになり、成功体験を積むことにより、自己肯定感がさらに育っていくのでは?挑戦の中の失敗も受け入れられる自己受容感が育っているからこそ、すべての自分を肯定できるし。
私は自己受容感という言葉に出会ってから、少しずつ思考が変わっていって、ネガティブな自分も受け入れられるようになった。
そこからちょっとずつ、自己肯定感の呪いから解き放たれていき、今日に至ります。
冒頭の、自己肯定感の意味を説明できないくせに「高まる~!」などとぬかしていたのは私。
人に褒められたりした時に、自己肯定感が高まるなと思っていたけれど、それって根本的におかしな話。
自分を肯定するのは自分なのに、人に褒められて高まっている時点で全然自己肯定できていない。
絶対こういう女の人(男の人もだろうか?)たくさんいると思う。
この私のnoteが、苦しんでいる人の呪いが解けるきっかけになれたら嬉しいな。
自己受容感。心のぽっけにそっと忍ばせておいてほしい言葉でした。