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ork
私の記憶に残る死にまつわる小説3選
導入文が思い浮かばないため、サクッと本題に入ろう!
1冊目
1冊目は、アウシュヴィッツのタトゥー係。
タイトルからして不穏さを感じる人は当たっている。
繊細な人は読まないことをオススメする。トラウマになりかねないからだ。
私は世界を公平だとも平等だとも、善き行い(努力)をすれば必ず救われるとも思っていない。多くが偶然や運の組み合わせでできていると考えている。そしてどんな人でも物でも取り替えが効くとも思っている。私自身ももちろんそうだ。そうでないと世界は回らない。
果たして、自分はどれだけ重要な人物だろうか?を教えてくれる1冊だ。
2冊目
2冊目は、夜の写本師。
シリーズ作品だが、夜の写本師は1巻であり、1冊読み切り。
夜の写本師は、どっぷりファンタジー作品だ。
内容は復讐劇なのだが、世代を越え多くの物語が絡み合った複雑な復讐劇であり、読破すると何が原因で復讐が起きていたのかが明らかになる。
とても大事なものを失ってしまったと感じた時、人は復讐に駆り立てられるのかもしれない。
3冊目
3冊目は、死神の精度。
私は2007年に放送されたラジオドラマを当時聞いていて、この死神の精度という作品を知り、後に本屋で書籍を購入した。映画にもなったが、私は書籍派だ。
7日間、死神が対象者の側で『この人間は生きるのに相応しいか?』を調査する、死神の仕事話である。
対象者になるとほぼ死ぬ。死神だってラクをしたい、面倒だから、テキトウな仕事をする。人間の人生は死神にとってはその程度である。主人公の死神はそれなりに調査をしてくれる。あくまでもそれなりに。
以上、クマガイがお届けしましたʕ•ᴥ•ʔ!
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