双極性障害の私が、うつ期にすること
しばらくうつをしていた。考えがまとまるようになってきたので、ぼちぼちnoteを書く。
うつになると、何事にも悲観的になり(些細なことでも)、頭の中は考えや感情が渋滞を起こし霧がかかったようになり、精神はもとより休んでも体の回復は遅い。世の中が1倍速(倍速無し)で動いているのに、自分だけが0.8倍速(なんだか全体的にゆっくり)な感じで過ごすことになる。
とにかく寝る
私は元々ロングスリーパー寄りで毎日の睡眠時間が最低9時間必要になってくる。不眠症も患っているため、夜うまく寝付けなかった場合は、15時までに目が覚めるようにお昼寝をする。15時までと言うのは夜の睡眠に影響が出ないとされている時間だからだ。心身を回復させるために寝る。
とにかく食べる
うつのときは食欲が落ちてしまうため、朝と昼は好きなものを食べる。夜はうつの日内変動の影響で少しだけ調子と食欲が戻るので、夜は旬の魚を中心とした和食を食べている。リハビリがてら夕飯を作る。我が家は健康のために週3で魚料理出している。(元々私のための魚料理と和食だったが、長年ニキビ肌に悩んでいた夫のニキビが改善したり、夫の便秘も改善するといった効果を発揮した。当初の目的と違う気がしてならないが続けている)
とにかく大事な選択しない
うつのときは判断能力が鈍るため、大事な選択をしないようにしている。優先度が高くないものや、思いついたアイデアは付箋にメモをしたり、切り抜きをしたり、スクリーンメモをとってためておく。うつから回復したときに再度確認したのちに必要不要の振り分けをする。カレンダーの下にまとめて貼っておくと失くしにくくわかりやすい。
うつのときに大事な選択が来た場合は、できるだけ先延ばしにするか、選択がくることがわかっている場合はうつになる前に先に決めておく。もしくは、選択基準を決めておいている。
とにかく何もしない
何かをしたとしても必要最低限しかない。そのあとは赤ちゃんアザラシのようにただひたすらコロコロと地面に転がることを生き甲斐にする。
しかし現実は死んだ魚のような目をしたアラサーのおばさんがジャージ姿でトドのように床をゴロゴロと転がって障害物になっているだけである。(現実は厳しいので自分に赤ちゃんアザラシのフィルターをかけよう!)
とにかくやる気が出るまで待つ
ちょっと散歩がしたくなったら、散歩する。
ちょっと掃除がしたくなったら、掃除する。
ちょっと読書がしたくなったら、本をながめる。
うつの時は心身が疲れているので、何事もちょっとだけ。心身が回復してきたらまた大抵何かがやりたくなるので、今はちょっとだけ。とにかく回復にいそしむ。
最後に、
『うつになるのはいけないこと』ではなく、『うつになってしまうことがあるから、うつになったら、回復のためにどんな行動をするか?』『うつじゃないときにはうつを緩和させるために何ができるか?』を考えていこう。初期段階なら休めばだいぶ回復するので、難しいことは調子が戻ってから考えましょう。
ちょっぴりうつから回復したクマガイがお届けしましたʕ•ᴥ•ʔ