はじめの一歩、基礎体温
こんばんは(^ ^)クマです!
最近、基礎体温についてご質問を頂くことが多いので、以前も書いたことがあると思いますが、またまとめてみたいと思います!
◎基礎体温とは
基礎体温は、筋肉運動、食事、精神作用などのない、心身ともに安静な状態で測定した体温のことです。
なので、測定するのは朝一!ベッドの中で、口腔内で測定します。トイレに行ってからとかお水を飲んでからとか、何かしら行動してから測ると心身ともに安静な状態ではなくなってしまうので、正しい数値が出ません。
口腔内で測定しますので普通の体温計ではなく婦人体温計で測定します。
普通の体温計よりも細かい数値が出ます。
余談ですが、この婦人体温計はルナルナなどのアプリと連携しておりデータをアプリ内へ転送してくれるようです!すごく便利だなと思ったので載せてみました!
正常の月経周期の場合、卵胞期には低温相を、黄体期には高温相を示します。
低温相、高温相の温度差は0.3℃以上であることが多いです。
ただ、体温は睡眠時間や睡眠環境、前日の食事、アルコールの摂取の有無、季節など様々な因子が関与することなので、必ず0.3℃の差がないといけないわけではありません。
大切なのはしっかり2相性になっているかどうかです。
◎なんで低温相と高温相になるの
卵胞期には低温相を示し、排卵後は黄体からプロゲステロンが分泌されると視床下部の体温中枢がプロゲステロンに刺激されることで高温相となります。
しかし、排卵時すでにプロゲステロンが分泌されていることもあり、体温上昇がその時期から見られない場合もあります。
プロゲステロンの濃度によっては体温が上がらないこともあるため、自分自身の体温が低温か高温かで判断して大丈夫です。
また、低温相と表現されていますが、あくまでも高温相との比較でそう呼ばれているだけなので、体温を低下させる機序があるというわけではありません。
◎排卵日の予想
様々なデータに基づいて言われているのは以下の通りです。
基礎体温が排卵日と同じ日に低下するケースが28.4%
低温相最終日に排卵するケースが62.5%
基礎体温はあくまで排卵日推測のひとつの目安にしかなりません。
排卵との関係も一定しないことがあります。
現時点での排卵日予測は超音波による卵胞発育のチェックやLHサージが正確かもしれません。
ただ、基礎体温を測ることで、確実に排卵したかどうかを知る手がかりにはなるので、測っていて無駄なものではありません!
基礎体温は曖昧な点が多く本当に測る必要があるのか疑問に思ってしまう方もいらっしゃると思いますが、病院で毎日卵胞チェックをしているわけではないので基礎体温が排卵の大きな手がかりになることもあります!
無駄なことではないのでストレスにならない程度に続けていきましょう!
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