不妊原因を探ろう*排卵障害
こんにちは(^ ^)クマです!
久々の投稿になってしまいました、、、
今日は排卵障害が原因で起こる不妊についてご紹介していきます!
◎卵胞発育から排卵は様々な調整の結果起こっている
卵巣には原子卵胞といい、卵胞の元になる0.1〜0.2mmほどのすごく小さなものがたくさんあります。
それが月経の始まる頃には5mmほどにまで成長します。
卵胞の成長には卵胞刺激ホルモン(FSH)の働きが必要です。
卵胞の直径が8mmくらいになる頃にはエストロゲンの分泌が徐々に増え、15mmになると急増し、卵胞期初期の数倍にまでなります。
少し難しい話になりますが、間脳・下垂体系に200pg/ml以上の高レベルのエストロゲンが2〜3日間作用すると、脳下垂体からLHの放出が促されます。
LHの作用により卵胞表面の一部の組織を薄くさせ卵胞を破裂させます。これが排卵です。
この様に卵胞の発育から排卵までは複数のホルモン分泌が調整され起こってきます。
◎卵胞発育の障害
卵胞の発育も様々なホルモンが関わっていますが、そのどこかの過程で不備が生じると卵胞の発育がストップしてしまいます。
重症の場合には1mmに満たない小〜中卵胞のまま成長が止まってしまいます。
中等症の場合は5mm前後にまで成長しますがそれ以上の発育はみられません。
最も軽症なものは排卵直前の大きさまで成長するけれど卵胞破裂が起こらない場合もあります。
それらの場合、そこの時期に応じた薬を使用し不足しているホルモンを補っていきます。それで解決されることも多いですが、されないこともあるので、その場合には根気強く薬を調整し、合うものを探したり、量の調整をしていくしかありません。
ちなみに卵胞発育障害や排卵障害による不妊は全体の15〜20%を占めています。
排卵障害が原因で起こる不妊はこんなところです。
ホルモンの話が多くわかりにくいところがあったと思いますが、、、
ホルモンのところは薬で調整をして治療するようになるので、そこは担当医にお任せでいいと思います。
自分が何のためにどの薬を飲んでいるのか知りたい場合にはこの記事を読んで知識を深めてもらえれば嬉しいです。
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