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味噌がスーパーフード!腸を元気にして美容も叶える方法とは?


加齢、紫外線、偏った食生活や睡眠不足、肌への摩擦などは美肌が崩れる原因になります。

添加物の多いものを常習的に摂取していたり、偏食や極端なダイエットで栄養が偏ると肌にも影響がでます。

スキンケアももちろん大事ですが、肌や髪のもととなるたんぱく質をきちんととること、ビタミン類の摂取で肌のターンオーバーや保護をしてあげることもとても大事です。

そこでおすすめなのがお味噌汁。

日本の伝統食なので日本人の腸とも相性がいいとされ、腸活効果による免疫力up・乳がん予防・中性脂肪の蓄積予防にも効果ありとされています。

人間の体に欠かせない必須アミノ酸8種類、ビタミンB群・Eなどのビタミン類、カリウム・カルシウムなどのミネラル類のほか、脂肪酸、食物繊維、ポリフェノールの大豆イソフラボンなどが含まれます。

今回はそんな味噌のパワーについて紐解きます。



美味しくて腸活効果もある!味噌を食べて腸内環境を整えよう!


味噌の麹菌や乳酸菌は、有用菌を増やしてくれます。

味噌に含まれる乳酸菌は、60度で数十分、100度では数秒で死滅すると言われていますが、死んだ菌も有用菌のエサになります。

また、動物性の乳酸菌(ヨーグルトなど)よりも強力で、生きたまま腸まで届くこともあります。

さらに、味噌のもととなる大豆や米、麦などの原料には食物繊維が豊富に含まれています。

有用菌と食物繊維のダブルの効果で腸内フローラが善玉菌優勢になると、便秘が解消され、免疫力が向上したり、肥満の予防や改善、美肌にも効果が期待できます。




味噌で美肌が叶うって本当?シミや乾燥にも効果あり



大豆の脂質からの発酵の過程でできるリノール酸にメラニン産生を抑える効果があり、1日2杯の味噌汁を飲むことで頬のシミが減るという研究結果があります。



シミのもととなるメラニン生成酵素であるチロシナーゼの活性はリノール酸により抑制されます。

リノール酸はチロシナーゼの分解を促進することが明らかとなり, その結果としてメラニンの生成を抑制していることが示唆されています。


麹の割合が高いみそ汁を2杯4週間飲むとセラミド(角質の水分量up)の産生も促進する効果あり、水分保持量が増えたという報告もあります。

シミや乾燥対策に期待できます。


味噌汁で簡単にシンバイオティクス!


シンバイオティクスといっておなかにとっていい菌(プロバイオティクス)+その菌の餌(プレバイオティクス)を摂取する方法が腸活には有効です。

いい菌を増やすためにはきちんとエサがないとダメなんです。

味噌汁であれば具材を工夫することで簡単にシンバイオティクスが叶い、時間がなくても栄養豊富なおかずとしての役割も担ってくれます。
目的別のおすすめ具材はこちら。

美白・シミ予防・・・ビタミンC、ビタミンE、L-システイン
パプリカ、レモンなどをはじめとする野菜、果物
ゴマ、アーモンド、ナッツ類、大豆、アボカドなど
 
しわ対策・・・ビタミンA,セラミドなどの保湿成分を含むもの
レバー、ウナギ、アナゴ、サバ・イワシなどの青魚、乳製品、卵、緑黄色野菜、ノリ、ワカメ、緑茶
コンニャク、しらたき、大豆、黒豆、小豆、ひじき、ワカメなど
 
吹き出物・・・ビタミンB群を含むもの
豚肉、レバー、卵、大豆、納豆など

くま&くすみ・・・ビタミンEを含むもの
ゴマ、アーモンド、ナッツ類、大豆、アボカドなど
 
腸活・・・・善玉菌の餌になる食物繊維やオリゴ糖を含むもの

不溶性の食物繊維が豊富なものはきのこ、いも類、野菜全般です。
水溶性食物繊維が豊富なものは海藻類になります。
両方がバランスよく含まれているものの代表がゴボウです。

オリゴ糖を含むものは玉葱、キャベツなどです。

汁物を先に飲むことで満足感が得られ、その後の食事量が自然と減少し、具材の水に溶けだした栄養素もすべて食べられるところも味噌汁のメリットですね。

岩木みさきさんのレシピが素晴らしいので、よかった書籍もチェックしてみてください。



以上、味噌のパワーについて紹介しました。

加齢や紫外線などにより崩れやすい肌には、栄養バランスの良い食事が大切です。

お味噌汁は日本の伝統食であり、腸活効果や美肌効果が期待できます。

ビタミンやミネラル、アミノ酸など豊富な栄養素が含まれており、皆様の美肌や健康に役立つこと間違いありません。

ぜひ、毎日の食事にお味噌を取り入れてみてください。

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