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自分を整える~人の心を癒す音、周波数

自分の気持ちに
正直に生きようとすると
まるでお試しのように
色々なことが起こるものですね。

周囲の言葉や反応に
心が大きく揺さぶられます。

内なる子どもが
叫びます。

まただ…
いつもこう…
私は無力…
私が相手に合わせなければ…

相手をせめる気持ち
分かって欲しいという期待
私には出来ないという無力感

変わりたい自分と
元の自分に戻ろうとする自分。

さて、
そんなある日のこと。

ある講座で
先生がおっしゃいました。

「音叉セット、
 一つ持っているといいですよ」と。

元々、
ティンシャや
シンキングボールなど
癒しの楽器に
興味があった私は、
良い機会と思い
早速ネットで検索し
音叉セットなるものを
購入してみました。

音叉とは
たたくと一定の周波数の音や
固有の振動数を発する
U字状になった金属製の器具です。

楽器のチューニングに
使用される以外に
治療やヒーリングなどにも
用いられているようです。

身体の状態に合わせた
音(周波数)が、
身体のバランスを
整えていくのだそうです。

近年自然療法の分野でも
ソルフェジオ周波数が
話題になっていますよね。

聞くところによると
528H zの波長を流すと
植物も生き生きと育ち
水の結晶もきれいに生成し
水もおいしくなるのだそうです。

そしてそれは
私たちが普段使っている
言葉にも言えることで、
「ありがとう」などの言霊には
やはり癒しの波長があるようです。

さて、
私の購入した音叉は4096H z。

天使の扉が開く音。
物や空間の浄化
心身の浄化に良いとのこと。

早速試してみました。

これがなかなかいいのです。

一言でいえば
心地が良いのです。

音叉の音を聴いて
気付いたら
微笑んでいる自分がいて。

音を感じる

纏う

浴びる…
と言ったら良いでしょうか。

体中の意識が
聴覚に集中し、
今、音と共にここにある…
そんな感覚です。


家事の合間に
仕事の合間に
出かける前に
帰宅時に

チーン…

頭上や胸の辺りで
ゆらゆらと音を浴びせ
しばらく余韻を味わいます。

至福の時です。

久しぶりに
素敵な買い物をしました。

音叉を購入した後
さらに癒しのCDを
2枚ほど購入しました。

私は随分前から
癒しの音楽
ヒーリングミュージックを
日常的に取り入れていました。

家で一人で過ごす時も
車の中でも
BGMとして
かけ流してしました。

音楽が流れた途端に
私の中に幸せが溢れて…。
時には
様々な感情が
涙となって
浄化される時もあります。

思い返せば
最近は
あれこれ考えてばかりで
今を大切にすることが
出来ずにいました。

音叉をきっかけに
癒しの音、
音楽と共にある生活が
再び始まりました。

自分を整えるということが
いかに大切か
改めて気付かされました。

特にも私は
ピアノの音に癒されます。

それはきっと
ピアノ音(周波数)の影響と
おそらくもう一つ
ピアノが
小さい頃から
私を支えてくれていたもの
だったからなのではないかと
感じています。

私は5,6歳の頃から
ピアノを習っていました。

実家に
叔母が昔使っていた
古いオルガンがあって
それで私が毎日遊んでいるのを見て
こんなに好きならと
両親がピアノ教室に
通わせてくれたようです。

習い始めた頃は
叔母の古いオルガンで
練習していましたが
私はそのことを
特に何とも思っていませんでした。

ピアノが欲しいと
ねだった記憶もありません。

6歳か、7歳の頃に
突然我が家に
ピアノが届きました。

両親が私のために
買ってくれたのです。

ピアノが届いた日のことは
今でも忘れられません。

嬉しいと言うよりも
驚きました。

車を一台買えるほどの
大きな買い物を
どうして
私のためにしてくれたのか…
私はそのことが
不思議でたまらなかったのです。

両親の愛、
特にも母の愛は
子どもの私には
とてもわかりにくいものでした。

私は母に愛されてるという
実感が持てず
いつも不安でした。


家にピアノが届いてから
夢中になって
ピアノを弾きました。

とりわけ才能があったわけでは
ありませんでしたが、
ピアノが弾けると言うことで
学校の発表会や合唱コンクールなどで
ピアノを弾く機会が
度々ありました。

ピアノが弾けること
それは私の自信となり、
あらゆる場面で
私を支え、
たくさんの喜びや感動を
もたらしてくれました。

私がピアノに癒されるのは
小さい頃から
慣れ親しんできた音であり、
たくさんの幸せを
もたらしてくれたものだから
なのかもしれません。

そして
今では分かります。
ピアノを習わせてくれたことや
ピアノを買ってくれことが
両親の愛情だったと。

我が家は
裕福というほどではありませんでした。
それでも
私のためにピアノを買ってくれ
母は忙しい中
隣町のピアノ教室まで
毎週車で送り迎えをしてくれました。
だから
両親には感謝しています。

両親が買ってくれたピアノは
18年前
主人と結婚し
新居が完成した後
この家に引っ越してきました。

小さい頃に比べ
ピアノを弾く機会は
ぐんと減りましたが、
ピアノ曲はよく聴きます。

ピアノの音を聴くと
心が落ち着き
幸せな気持ちになります。

こんな風に
過去の記憶と深く結び付いた音が、
その人の心を元気にした
癒したりするということも
あるのでないかなと感じています。

私たちが何気なく耳にする
音、周波数の中には
私たちの心を整え
癒してくれるものが
たくさんありますよね。

川のせせらぎ
風になびく葉の音
鳥のさえずり
心地良い音楽
言霊…

常に自然と共にあった
古来の人たちは
そのような恩恵を
きっと
日々の生活の中で
自然に取り入れることが
できていたのでしょうね。

自然からどんどん離れ
むしろ心身を蝕むような環境に
身を置いている現代の私たちは
意識して自分の環境を整えていく
必要があるのかもしれません。

五感に意識を向けるという営みは
一見すると
何もしていないように見えたり
無駄な時間を
過ごしているように
見えたりするかもしれません。

けれど
それは
人間に本来備わっている
すばらしい力を呼び起こす
大切な、
かけがえのない
営みでもあるのですね。

以前
香りの効用について
こんな記事を投稿しました。 

五感を磨いていくことで
私たちの中に
眠っている力が
呼び起こされ
もっと豊かで幸せな人生が
広がっていく…

そう考えると
何だかワクワクしてきませんか。

さて
今日も
音叉
そして癒しの音楽が
私を今ここへといざないます。

最後に、
みなさんへ癒しの音楽を。

https://youtu.be/x8VUBYuaF7I



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