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チベット体操その3『今ここにあること』
チベット体操を始めて、
9週目になりました。
いよいよ来週から
最終週10週目(21回)に入ります。
そう、チベット体操完成形。
よくここまで続いたなぁ。
我ながらよく頑張ったなと思います。
チベット体操については、こちらをご覧ください。
続ける中で、少しずつ、
自分の体のことが分かってきました。
元々、腹筋がないことは自覚していましたが、
背筋も驚くほどないことに気が付きました。
長時間立っていると
よく背中が痛くなったのは、
そういう訳だったのかと
今更ながらに気が付きました。
少しずつ、筋力がついてきたとは言え、
主に腹筋、背筋を使う
第2、第4の儀式は、
今でも、心が折れそうになります。
嬉しい変化もありました。
ウエスト、ヒップなど、
体の各部分が引き締まってきたのです。
嬉しくて、嬉しくて、
鏡を見たり、自分で触ってみたり、
時には、家族に触らせたり(笑)。
体力もついてきたのか、
疲れづらくもなりました。
気のせいかもしれませんが、
いつもご機嫌でいられるような
そんな気もしています。
それから、デトックスなのか、
湿疹に悩まされるようになりました。
ここを乗り越えれば良くなるのかな
とも思いましたが、
痒みに耐えきれず、皮膚科を受診しました。
呼吸を意識し、
数を数えることに集中することで、
瞑想効果もあるというチベット体操ですが、
いまだに、数に集中することができません。
体操中、次々に、雑念が湧いてきて…
朝の家事こと、家族のこと、仕事のこと…。
毎回、必ず、回数が分からなくなるのです。
また、7週目(15回)頃から、
回数をこなすのが辛くなり、
辛いから早く終わらせたい、
そんな気持ちから、
テンポが速くなりました。
と同時にそれまで感じていた
体の変化というか
効果のようなものが
感じにくくなりました。
そこで、もう一度
テキストを読み返してみることにしました。
チベット体操で一番大切なのは呼吸。
ゆっくり深くが何より大事。
深い呼吸は、本当の自分とつながる。
効果が感じられないのは、
呼吸が浅くて速いから。
呼吸が速いと
必然的に体操も早く行うことになり、
浅いと酸素を行き渡らせることができず、
老廃物を出すことができない。
全然できてない。
愕然としました。
そんな折、
あるボランティア活動で、
ピラテイスの先生に出会いました。
先生は、こんなことをおっしゃっていました。
適当に10回やるより、
たった3回でも、
呼吸を意識して
1回1回丁寧にやる方が
ずっと意味があります。
辛さを感じている自分を
だめだと思うのではなく、
体がそう感じているんだな
と受け止める。
その日の体の声、心の声に
耳を傾けることが大事ですよ。と。
呼吸を意識する。
体の声、心の声を聞く。
私は、
チベット体操の
『心身共に若返り、
ストレスフリーでいいことずくめ。
引き寄せ力が高まる』
という効果を過度に期待するあまり
いつの間にか、
回数をこなせば奇跡が起きると
錯覚してしまっていたようです。
そう。
体操に意識を集中させること
『今にあること』
が全くできていなかったのです。
来週から10週目。
最後の週になります。
初心に返って、
一つ一つ丁寧に
やっていきたいと思います。
『今ここにあること』に集中して。
続きも、また、報告します。