「夜中に起きてしまう」とお悩みのあなたへの朗報【それは生理現象なので問題ありません】
「睡眠の悩み」は、現代人で多くの方が抱えている悩みかと思います。
かくいう僕もその一人です。
僕の睡眠の悩みは「夜中に絶対に一度は目が覚める」というもの。
以前は、2〜3度くらい目覚めていて朝にはぐったり。そんな日は当然テンションは上がりません。
そういった日々が続くと次第に「今夜も目覚めるんだろうな」と思うようになり、緊張してますます眠りが浅くなります。
悪循環ですね。
僕は、自分なりに情報収集した結果、お酒の量を控えたり、血糖値のコントロールをしてみて、ある程度は落ち着きました。
しかしそれでも一度は必ず目覚めます。
ん〜どうしたものか・・・
そんな中、こんな情報を目にしました。
「人はそもそも二度寝をする習慣だった」
え?そうなの?と思い情報を検索してみると、ありました。
イギリス国営放送BBCの5年前の記事にその情報があったんです。
※記事元はこちら。
この記事によると、アメリカの歴史学者であるロジャー・エカーチ氏が2001年に「人類はかつて2つの塊で眠っていた」という事実を歴史的根拠とともに論文にて発表したそうです。
その2つの塊とは、夕暮れの2時間後に始まる最初の睡眠、その後起床し1〜2時間ほど活動した後に入る、2回目の睡眠だそうです。
一度目の睡眠から目覚めた後の1〜2時間何をしていたのかと言うと、読書をしたり、近所の人を訪ねたり、祈りを捧げたりと思い思いの事をしていたそうです。
この二度寝の習慣というのは、時代の流れで、街路照明・家庭照明の進化により徐々に消えていったとのことです。
そして現在のまとまった8時間睡眠の説が主流となったわけです。
本来私たちは「二度寝する生物」なのかもしれません。
記事の中で「多くの人は8時間睡眠に適応しているようだが〜」という表現から推察するに「適応できない人もいて当然」と思います。
人は適応力の高い生き物ですが、全員がそうかと言えばその限りではありません。
逆に、昔の人でも「二度寝の習慣」がなかった人もいるかもしれません。
いや、いても当然ですよね。
こういう歴史的事実から考えると、僕が途中で目が覚めてしまうのも「自然現象であり何も異常ではない」と考える事ができます。
もちろんこれをお読みのあなたが途中で覚醒してしまうのは「自然現象」かもしれません。
たとえ本当は何かの問題があって中途覚醒しているかもしれませんが、それを考えすぎてしまうと冒頭に述べた「悪循環」に陥ってしまいます。
「夜中に目覚めてしまう」という方でお悩みの方は「いや、そもそも人間ってそういうものなんだ」とひとまず割り切ってみてはいかがでしょうか?
僕はそうしています。
途中で目覚めてしまったら、昔の人のように1時間でも2時間でも活動してみましょう。
それで眠くなったら寝ればよいのです。
僕もこの方法を試してみようと思っています。
間違っても「眠剤」には手を出さないで下さいね。
睡眠の仕方は人それぞれ。
「元々人は分眠する生活を送っていた」
この事実を参考に、自分に合った自分だけの「睡眠の形」を探してみて下さいね(できれば休日を利用して)。
今回は以上です。
また次回。
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