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箸の持ち方は乱暴にせよ

私は箸が嫌いだ。 ラーメン屋に置かれた割り箸を見るたびにフォークをよこせと思っているし、味噌汁を見るたびにスプーンをよこせと思っているし、鮭の切り身を見るたびにナイフをよこせと思っている。 私は箸の持ち方が嫌いだ。 箸の持ち方は直感的でない。棒を2本渡されて、これで「手を汚さずに食事せよ」と言って、生まれながらにはできない。教育のなかでそこそこ高い負担をかけて初めてできるようになることなのだ。現代においてこの道具を採用する理由がない。 私は箸の持ち方を気にする人が嫌い

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    • パスタを食う時は手で掴め

      我々は、プリミティブなツールとして手を備えている。私たちは子供の頃、「手掴み食べ」で自らの手で食物を口に運ぶことを覚えた。幼少期にはそれが自然であり、何の違和感もなかった。 それにもかかわらず、必然性もないのに、大人になった我々は、なぜか手に異物を持っている。箸やフォークを使って物を食べることを覚えた我々は、これらの道具を使わなければ、「食事をしている」とは認められなくなってしまった。 この窮屈感から解放される時は限られている。パンやナンを食べる時、ポテトチップスをつまむ

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      • 酒を飲んでから仕事しろ

        私の職場には、ちょっとした伝説がある。ある営業マンが、新規営業に行く前にビールを1缶飲んで出かけ、案の定怒られたという話だ。 この話を聞いたとき、私は感動した。彼(もしくは彼女)は、常識に反逆しながらも先に勝利を掴んでいたのだ。 仕事中に酒を飲んではならないという職業倫理は、確かに一般的な常識だ。しかし、それは慣例に過ぎないのだ。これに反逆したその営業マンは、実際に契約を獲得したらしい。これはまさに武勇伝に相応しい話だ。勇敢な行動は、固定観念を打ち破り、成功を掴み取るのだ

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        • 純文学は存在しない

          仮説:「純文学」とは「純文学性」のある文章のことである。また同時に、文学ジャンルたりえない。 純文学性の有無は、以下について、どの箇所で、なぜ、どのようにこだわっているかで説明できる。 -文学・文章表現技法 純文学というカテゴリを自称している文章に対しては、純文学性の有無を問わなければならない。 その際に、テーマや私小説であるかなどは、純文学性に寄与していない。同時に、海外の小説に対しても純文学性を問うことができる。 純文学性とはすなわち、「文学という芸術ジャンルの純

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          鳴き立直麻雀役診断票

          本noteは、以下のnoteのために書かれています。まずはこちらを参照した上でプレイする際に疑いいただくことを想定しています。ご了承ください。 基本点の算出上がり +400点 全プレイヤーで最初に上がる +200点 カンした回数 × +200点 持っているドラの数 × +200点 ポンまたはチーした数 × -200点 自分以外の立直したプレイヤーの数 × +200点 役点の算出仮に役満が1つでもある場合、役満の役点のみカウントする。複数役満がある場合、それを合計してくださ

          鳴き立直麻雀役診断票

          現代麻雀はイカれてる! - 国際比較を通して日本麻雀の特徴を考えてみる -

          世界の麻雀麻雀、それは中国より渡来してきたボードゲームである。このゲームは、日本では北海道から沖縄まで、世界ではアメリカから東南アジアからヨーロッパから南アフリカまで遊ばれている。 前述の通り世界各地で遊ばれているということは、その数だけ現地のルールが存在する。中国は、地域1つ跨げば別のルールが遊ばれていたような土地だ。そんな中、国家体育総局(中国版スポーツ庁)は、各地のルールを集めて無理やりガッチャンコして国際公式ルールを制定した。これはのちに麻将競賽規則(麻雀競技規則)

          現代麻雀はイカれてる! - 国際比較を通して日本麻雀の特徴を考えてみる -

          ファイアストン ―リベリア内戦前後における企業活動とその後のリベリア―

           このnoteは前のノート「紛争地にてビジネスをするとはどういうことか」を読んでいただけると、より理解しやすいだろう。  まずはリベリアという国について説明せねばなるまい。リベリアは、1847年に西アフリカで成立した国である。国名の由来はラテン語で「自由」を表す「Liber」からだ。この国はアメリカで黒人解放運動の流れを受けて開放された黒人を「故地に帰還させよう」という考えのもと、アメリカによって建国されている。  黒人奴隷はアフリカ各地から連れてこられた人々とその子孫が

          ファイアストン ―リベリア内戦前後における企業活動とその後のリベリア―

          紛争地帯においてビジネスをするとはどういうことか

          5/9 追記 5/10 1万文の追記・日本語を修正 5/11 リベリアに関する記述を別noteとして分離 紛争地における企業展開 さて、あなたがもしも大企業の代表取締役社長で、石油事業を営むことを考えたとしよう。その際に、石油が多く取れるものの危険な地域と石油が少ししかとれないが安全な地域のどちらを選ぶだろうか。これを考える際に、おそらく安全性だけで展開先を決める人はいないだろう。ランニングコスト、展開先または自国の支援、現地から日本までの輸送費、人件費、現地の政治戦略、中

          紛争地帯においてビジネスをするとはどういうことか