サーディンとルッコラとオリーブのワンパンパスタ
前回はツナの缶詰を使用したが、今回はサーディン缶を使用したい。ツナよりも脂質は高いが、滋味あふれる良い味がでる。今日は半分だけ使うが、残りはサラダにいれたり、白米の上にのっけてネギと醤油を垂らして食ったら、サバ缶っぽい味で日本が思い出されること間違いない。
サーディンとルッコラとオリーブのワンパンパスタ
私は、Costcoに売っているWild Planet Wild Pacific Sardinesをいつも使っている。使い勝手がよいので、わが家はまとめ買いして常備している。
続いてTriple Washのルッコラ。日本ではイタリア語を使ってルッコラと言っているが、アメリカではアルグラ(Arugula)という名前が使われている。少しピリッとした味わいがパスタにアクセントと彩りを与えてくれる。一人暮らしの身には、パスタにいれてよし、サラダにしてよしで非常に使いやすい食材だ。
最後にブラックオリーブ。少し曲があるうえに、それ程汎用的な食材ではないので、少し使いににくいかもしれない。Whole Foods PBの小さいものを今回は購入した。サーディンとめちゃくちゃ合うので誘惑に負けて買ってしまったが、好きではない、面倒という人は入れなくても良い。
材料
スパゲッティ…80g
にんにく…1カケ
オリーブオイル…大さじ半分(7.5g)
お湯…300 ml
塩…2g弱
サーディン…43g(1缶の半分)
ルッコラ…40g
栄養成分
カロリー…487Cal
タンパク質…18g
炭水化物…66g
脂質…16g
作り方
包丁の背などでつぶしたにんにくとオリーブオイルをフライパンにいれ、弱火で香りがでるまで炒める。オリーブオイルが少ないので、フライパンの端っこに具材をいれて、にんにくとオリーブオイルを絡ませて火を通す。その間にお湯をわかしておく。脂質なんか気にすんなという方は、豪快にオリーブオイル大さじ一杯入れても良い。でも、脂質7.5g追加して得るほどの満足感は得られないと、健康に気遣うおっさんとしては思う。
にんにくがフォークの背でつぶれるくらい柔らかくなったら、サーディン塩とお湯をいれて、サーディンを少し崩してしまおう。中弱火くらいでポコポコとゆっくりお湯がわいているくらいの温度に保つ。
スパゲッティをフライパンに投入する。面倒な人は折ってしまっても良い(あまり料理に慣れなていない人は折ってしまえ)。長くなければスパゲッティーニではないといううるさ方はお湯を回しかけ、押し込むという動作を5-6回繰り返して、スパゲッティをお湯の中に沈める。無事全部沈んでから9分測ろう(パスタによるが表記と同じ時間でかまわない)。
火を通している間、くっつかないように時折混ぜてあげるのが良い。お湯が少なくなってくると当然パスタが空気に触れている面の方が大きくなるが、火はそれども通り続けるので心配する必要はない。
残りが1分くらいになったらオリーブをいれて、ぐるぐるとパスタをかき混ぜよう。
残り湯が適度な粘度になったら、最後にルッコラをいれる。ルッコラ40gって馬鹿みたいに多い量に見えるし、実際にかなり多い。しかも、はじめはかき混ぜずらい。30gくらいでもよいと思うが、しんなりしはじめたら量は気にならなくなるので、思い切っていこう。ここでの注意点はルッコラに火をいれすぎないこと。火が入りすぎると苦くなる。もともと生で食っているものなので、かさが減り始めたらすぐに火をとめよう。
最後に味をみて、塩で味を調整して完成。
コツや注意点
にんにくの香りだしはシンプルなワンパンパスタでは重要な工程だ。パスタを茹でるのと同じくらい時間がかかるが、ここで焦ってはいけない。火が強すぎると、あっという間に焦げはじめ、焦げ始めると苦くなるのはあっという間だ。正直、私もたまに焦がす。火が強すぎるか、他の準備に気を取られてほっときすぎるという場合が殆どだ。焦がしたら、「どんまい」と心の中でつぶやくだけだ。店でだす品じゃないんだ(大体、適当な店も多い)。細かいことを気にしないのが料理を長く、楽しく続けるこつだ。
私はにんにくが柔らかくなってきたら、フォークの背で潰している。こうすると脂の中ににんにくの香りを旨味が爆発する感じで味わい深くなる。それ程手間ではないのでやってみて欲しい。潰したら、すぐにお湯をいれよう。そうしないとすぐに焦げてしまうし、茹で汁にもにんにくの良い香りがうつり、それがパスタにも移り、シンプルなのに味わい深いパスタに仕上がるぞ。フォークににんにくがくっつくが、お湯を入れた後にこそげおとそう。もちろん、出来上がったら、使ったフォークで食べれば洗い物も増えずに(どうせ食洗機だが)、一石二鳥だ。
おわりに
このレシピは、タンパク質に対して脂質が少し高いレシピだが、それでもまだ健康的なほうではないか。胸肉とツナだけだと飽きるんで、サーディンの滋味深い味わいもたまには楽しんでしまおう。私の息子は、オリーブオイルをいれずに、サーディン缶のオイルごとまるごと使っている。私は、サーディン缶のオイルと水分がはねて、キッチンが汚れるので、缶のオイルはいれないようにしている。手間を省きたい人は、私の息子の方法も参考にして欲しい。
今回は頑張って写真を沢山とってみた。ようやくレシピブログっぽい雰囲気がでてきたが、正直面倒くさかった。続かなかったら申し訳ない。