3つの考え方で疲労を回復しよう
あなたは、とても疲れた時。
どんな方法で疲労回復をしていますか？
実は、疲労には種類があり、それに合わせた方法で解消しないと。
なかなか疲れがとれない状況に。
今日は、そんな疲労の種類について、くわしくお話します。
ぜひ最後まで、ご覧いただけたらうれしいです。
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このnoteは、ラジオ番組『大人の健康学院』のテキスト版です。
文字で楽しむのはもちろん、下記リンクより音声視聴もOK。
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疲労には3つの種類がある
『多忙』そして『体力の低下』という2つの敵と戦う40代。
『疲れてない』と言い切れる人はまずいないでしょう。
とはいえ、個々の環境によって疲れの質は、それぞれ異なってくるはずです。
あなたは、そんな自分の疲れの中身をきちんと把握していますか？
疲れには3つの種類があります。
・身体的疲労
・精神的疲労
・神経的疲労
身体的疲労とは、言うまでもなく体を動かすことによって発生する肉体の疲れです。
精神的疲労は、悩み事や人間関係のストレスなどによる心の疲れです。
そして神経的疲労は、パソコン作業など細かい作業に長時間携わった時に起きる頭の疲れです。
疲労の種類を把握してから対処しよう
3つの疲労は、互いに関連しています。
神経的疲労により脳が緊張すると、交感神経が常に活動状態のままなので、内臓や筋肉が休まらず肉体も疲労します。
また、肉体的疲労が自律神経のバランスを乱し、精神的疲労を招くこともあります。
それらを踏まえ、自分の疲れがどんな疲労かを考えましょう。
疲れの中身をよく考えず、なんとなく対処するのはNGです。
例えば精神が疲れているのに、栄養たっぷりの食事で回復を測ろうと思っても無駄。
気分転換したり、体を動かしたりする方が、よほど効果的です。
どの種類にも有効なのは睡眠です。
レム睡眠は、心の疲れ。
ノンレム睡眠は、神経疲労を含む体の疲れを癒してくれます。
リプレイスメントで雑念を払う
一方、休息中にうっかり陥りがちな失敗は、身体は休んでいても頭や心が休んでいない状態になること。
昨日の嫌な出来事を引きずったり、明日の仕事を心配したりして、今の休息を楽しめないのは、もったいない話です。
そうした雑念は、さっさと取り払って心も体もリラックスしたいところです。
それには『他愛もないことを考える』のが最も手っ取り早い方法です。
『今日の夕飯は何だろう』とか『面白いYouTubeをやってないかな』など。
のんきでポジティブなことを考えるのです。
これは『リプレイスメント』と言って、頭の中にあるイメージを別のイメージで置き換えることにより、疲労感を頭の外に押し出す方法。
シンプルですが、それだけに手早く休息モードに入れます。
ご飯・週末・漫画など、のんきな気持ちになれるテーマを3つ用意しておくと良いでしょう。
なお、疲れは感じる前に取り除くのが理想です。
疲れは蓄積すればするほど、取れなくなるからです。
『これ以上頑張ると疲れそう』と思った段階で、こまめに休息を取りましょう。
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