Withコロナの婚活戦略とは?
マッチングアプリはコスパが良いんです。
つぶやき1
巷ではマッチングアプリが流行っているようだ。私の会社の後輩も皆使っていると聞く。
マッチングアプリを使うこと自体にとやかく言うつもりも無い。私が若い頃(高校生~大学生)も、メル友や出会い系やミク友などが流行っていた。
ただ一つ、後輩たちが口々にしていたキーワードで気になった、というか何それ?と感じた事があった。
マッチングアプリはコスパが良いんです。
コスパとは何か。コストパフォーマンス。支払った金額に対してのリターンの率。つまり費用対効果。
まずは彼らの言っているコスパのターゲットを分解したい。
①婚活としてのコスパ
②恋人をつくるためのコスパ(恋活?)
まだ大学を卒業したばかりで、22~23歳の子たちは①はあまり無いだろう。だとすると②?
恋愛とはコスパで測るものなのだろうか。
確かにスタート地点が、クラスの中の誰かなのか、同じ会社の同僚なのか、合コンで出会った誰かなのか、マッチングアプリで出会った誰かなのか?の違いではあるが、あまりにも初めから自分のフィルターをかけてから適正値を測るのはどうなのかと思う。
若い彼らの言い分としては、自分の好みに合う人が来るのかどうかわからない合コンに時間とお金を使うのはもったいない。であれば、マッチングアプリで効率的に好みの異性に合う方が無駄がない。
それはよくわかる。ではあるが、私個人としてはその無駄な時間とお金こそが楽しかったし、友人や先輩後輩との最高の思い出として記憶されており、何年たっても「何年前の話だよ!」と、酒の肴としては極上品であると思っている。これだけだと、単なるエンタメの一つでしかないが、そこからの成就も当然ある。成就も含めてのエンタメだ。エンタメの始まりをみんなで共有できる。最高のストーリーだと思う。
出会いや恋愛はコスパではない。前後も含めたストーリーだ。
つぶやき2
以前にも企業ブランディングの放送の際に、マーケティングと恋愛は同じであるという内容があった。
確かにマッチングアプリにおいても、Webマーケティングが非常に良く似通っていると感じた。
いかに多くの人に興味関心を持ってもらい、プロフィールを見てもらって、いいねをもらって、コンバージョンに結びつけるのか。
ではあるが、コンバージョンをどこに例えるかが重要だ。
実際に会う、をコンバージョンとすれば良いのだが、交際や結婚をコンバージョンとするのであれば、オンラインで完結できないのがマッチングアプリとWebマーケの違いかもしれない。
いずれにしても、Webマーケの考え方はマッチングアプリでの戦略には役立ちそうだ。
つぶやき3
もう一つ比喩があった。
マッチングアプリは就活と同じであるということ。
エントリーシート→プロフィール
面接→会う
リクナビが世に普及した時と同じで、たくさんの企業(異性の相手)がWebページにズラっと並んでいる中で、どの企業(誰に)にエントリー(いいね!)をして、エントリーシート(プロフィール)を提出して、面接(デート)に臨もうか、と就活を行っていたと思う。
構図としては、確かに全く同じだ。
つまり、マッチングアプリも単にこれまでの出会いの場がオンラインに移行されたものだと思うと、少しだけ許容できる気がする。
最後に
可能な限り、フラットな気持ちで本番組を視聴したつもりではあるが、マッチングアプリに対してはやはり懐疑的だ。良い悪いではなく、面白くない。つまらない。
恋活をしたいのであればそこにストーリーは無い。婚活をしたいのであれば、確かにコスパは良いかもしれない。
ただあまりにも、途中の雑多あるめんどくさい部分が省かれ過ぎている。めんどくささも含めての出会いであり、恋活であり、婚活なのではないかと、個人的には思う。
少しnoteのテーマとは大きくかけ離れてしまいましたが、あくまでTheUPDATEの感想ということで、本日は以上となります。