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「あなたは、〇〇できますか?」という問いの向こう側―『やってみます!』の可能性について
はじめに
海外移住や転職など、さまざまな環境で直面する「〇〇はできますか?」という問い。その問いに対する答え方が、私たちの未来や成長を大きく左右するのだと感じています。日本では、完璧さを求めるあまり「できません」と断定してしまう傾向があると考えていますが、実際には多少の不完全さがあっても「やってみます!」という前向きな姿勢こそが、成長への第一歩であると最近、感じています。
「できますか?」の答え方を変えます!
— kss│BPR支援×子育て×フリーランス (@kss_papa02) February 23, 2025
完璧じゃないから「できません」じゃなく、
少しでもできるなら「やってみます!」
語学も仕事も同じ。
「まだ自信がない」とチャンスを逃すより、
「できることから挑戦する」方が成長できる。
まずは一歩踏み出すことが大事ですね。
1.言語と文化が映す自己評価の違い
日本においては、謙虚さや慎重さが美徳とされるため、多少の自信のなさが露呈することすらも避ける傾向がある気がしています。そのため、英語やマネジメントなど専門的な問いに対し、完璧でなければ即座に「できません」と答えてしまうことが多いのだと思います。
実際、海外で「英語はできますか?」と尋ねられた際、私自身も自信が持てず「できません」と答えてしまった経験があり、振り返るとそのときの自分は挑戦する余地を狭めていたのではないかと痛感しています。
一方、外国人が日本語に挑戦する場合、たとえ限られた単語しか理解できなくても「YES」と前向きに答えることが多いと感じています。こうした文化的背景の違いは、自己評価や挑戦へのアプローチに大きな影響を与えていると考えます。前向きな姿勢は、未知の分野に踏み出す勇気を育むとともに、新たな学びや成長への扉を開く鍵となるのだと思います。
2.『やってみます!』という前向きな一言の力
「できません」と否定する代わりに、「やってみます!」と答える姿勢こそが、自分の可能性を広げるための第一歩であると実体験を通じて、強く感じています。実際、私自身がコンサルに転職したばかりの頃は、「やってみます!」と答えたことで成功体験を積むことができたこともありました。
私がアサインされた業務は、現場管理責任者でした。ざっくりいうとクライアントの窓口と社内管理の2つ。バックオフィス経験はあるものの、現場オペレーションの運用やタスクの進捗管理、リソース管理なんて到底できるわけがないと考えていました。ただ、不安ながらも、これで死ぬわけでないと思い、「やってみます!」と上司に伝えました。慣れないながら、日々過ごした経験が今思うと、とても貴重なものでした。
現場に入りながらタスク漏れを監視し、インシデントを起こさないよう、常に業務を通じてクライアントに正面から向き合いました。その中で、自分なりの感覚(どこは絶対に外してはいけないポイントで、どこは少し力を抜いても問題ないのかなど)が徐々に掴めるようになりました。
現場での地道な取り組みを通じて、運用だけでなく現場の改善の責任を任されるまでに成長できたのは、最初の「やってみます!」という決断があったからだと確信しています。
挑戦してみることで、未熟な部分を補いながら、自分にしかない視点や方法が見えてくるのだと感じています。たとえ初めは自信がなくても、現場での実践を通して徐々に感覚が研ぎ澄まされ、結果として自らの成長に繋がることは、言葉では表しきれないほど大きな意味があると感じています。
また、この経験は語学学習や新たな業務に取り組む際にも応用できると考えています。最初から完璧を目指すのではなく、まずは小さな一歩を踏み出し、実際に試してみることで、失敗や試行錯誤を通じた学びが必ずあるという事実があるからです。失敗を恐れるよりも、経験を積むことにより自己肯定感が育まれ、次第に大きな挑戦に対応できる力が身につくと確信しています。
3.実体験が教えてくれた挑戦の重要性
成功体験がある一方で、海外での生活やビジネスシーンで、「英語はできますか?」「マネジメントはできますか?」といった問いに対し、完璧な回答ができずに「できません」と断じた経験は、後々になって大きな学びとなりました。
こうした経験を通して、たとえ自分の力に自信が持てなくとも、まずは挑戦することの大切さを今改めて痛感しています。英語を実生活で使うことなんて、日本では経験はまずできないし、間違えても大きな学びにもなったはずです。それを恥ずかしさや完璧を求めたことで、経験できなかったことが今となって大きな反省です。
挑戦し続けることで、必ずしも最初から完璧な成果が得られなくても、失敗を通じた学びが積み重なり、結果として自己成長につながります。
外国人の方々が、たとえ言語能力に不安があっても「やってみる」という姿勢で挑戦する姿を見たとき、その前向きさに深い共感を覚えました。自らの可能性に賭けて挑戦することで、次第に新しい発見や成長がもたらされるという事実は、私にとって大きな転機であったと感じています。
4.自己成長のための実践的アプローチ
こうした実体験から学んだことは、まずは「できることから挑戦する」姿勢の重要性です。語学学習においても、完璧な発音や文法に固執するのではなく、日常会話を通じて実践し、少しずつ経験を積んでいくことが成長の鍵だと感じています。現場での体験を通して、小さな成功体験を重ねることが自己肯定感を高め、やがて大きな挑戦に立ち向かう力となるのだと思います。
また、失敗を単なるミスと捉えるのではなく、一つひとつの経験を振り返り、そこから学びを得るフィードバックループを作ることが重要だと考えています。周囲からのアドバイスやサポートを柔軟に受け入れることで、視野が広がり、新たな挑戦へのモチベーションが高まるのだと思います。こうしたプロセスは、仕事の現場だけでなく、日常生活や自己啓発のあらゆる局面においても有効であり、誰もが実践できる普遍的な方法であると感じています。
5.まとめ:一歩踏み出す勇気が未来を切り拓く
「できません」と否定することは、一見すると安全な選択に思えるかもしれませんが、その先に広がる成長の可能性を自ら閉ざしてしまうリスクがあると感じています。むしろ、「やってみます!」という前向きな一言こそが、未知の可能性への扉を開く鍵だと確信しています。完璧を求めるあまり、最初の一歩を踏み出さなければ、未来の大きな成果や自己成長のチャンスを逃してしまうのだと思います。
海外移住やコンサル転職時の実体験から、私自身は挑戦することの大切さと、その過程で得られる学びの深さを痛感いたしました。現場での地道な努力が、やがて自分の感覚を研ぎ澄まし、運用だけでなく改善にも挑戦できる力へとつながることを実感しています。読者の皆さまにも、完璧さに囚われず、まずは「やってみます!」という前向きな姿勢で新たな一歩を踏み出していただきたいと強く思います。小さな挑戦が、やがて大きな未来を切り拓くそのプロセスを、共に楽しんでいただければ幸いだと感じています。
あとがき
このnoteでは、子育てやフリーランスの働き方について発信しています。
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