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これ一冊で経営に必要なこと全てがわかる、究極の経営指南書

究極の経営指南書に出会ったので、紹介します。
新井健一・陶山匠也 『事業部長になるための経営の基礎』(生産性出版)です。
私は20年以上にわたって企業のマネジャー研修に携わり多数の経営書を参照してきましたが、この本には類書にない3つの特長があり、それがこの本を「一冊で経営に必要なすべてが分かる指南書」にしています。以下に、3つの特長を述べます。

1. 戦略をお金と裏付けることができるよう、指南している。
従来の戦略書で戦略を遂行するのに必要な資金繰りにまで触れたものを、少なくとも私は見たことがありません。

2. 財務会計だけでなく管理会計をきちんと教えている。
会計の基礎研修や会計の入門書は財務諸表の見方に焦点を当てていますが、ライン長にとってのKPIは財務会計の数字ではなく管理会計の数字だと考えています。管理会計と原価計算を掘り下げている点で、実務者にとって非常に有益な内容になっていると思います。

3.「経営戦略」・「目標管理」・「人事労務管理」をひとつの系(システム)として捉えている。
この3分野は経営学者の間で一種の「住み分け」が出来ているような印象を受けています(人事労務管理の専門家は目標管理にも触れますが)。そのせいか、全体をきちんと体系づけて説いた本を、少なくとも私は見たことがありません。この3つを不可分の系として一体的に説明していることも、実務者にとって非常に有益だと考えます。

経営幹部を目指しているマネジャーの方々にはもちろん、起業を考えている方にもお勧めします。

https://www.yodobashi.com/product/100000009003609903/

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。


『これ一冊で経営に必要なこと全てがわかる、究極の経営指南書』おわり


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