不登校小2娘と歩んだこの1年②
こんにちは!かすみんです。
今日は前回の続きを書いていきますね。
家生活が始まった
去年の9〜10月頃、小1だった娘が学校に行かなくなり、1〜2ヶ月はガッツリ日中私とふたりで家で過ごしていました。(仕事場に連れて行きつつ)
娘は家でゆっくり寝たり、工作、料理、スマホ・ゲームなど手を使って何かを生み出すような遊びが好きでしたね。誰の誕生日でもない日に「ぬいぐるみの誕生日」だってことにして、ふたりでホールケーキを作ってみたりも。
娘もこの時間で少し充電ができたかもしれないですし、なんだかんだ私もこの時期を面白がって過ごしていたように思います。
ただ、今思えば当時の私の考えは「ホームスクーリングが正義!」と偏っていた気がします。子ども時代の私が学校に合わなかったことを理由に、過度に「学校教育は娘にも合ってないんだ!」と思いすぎていたような。バランスって大事ですね(笑)
先生方の対応に救われる
ガッツリ家生活が1〜2ヶ月続いたあと、(きっかけは忘れたのですが)娘が少しずつ保健室登校をするように。
娘は保健室で先生と軽くおしゃべりしたり、別室で1人で漢字・計算ドリルに取り組んだりとマイペースに過ごしてましたね。10分で校舎から出てくるときもありました(笑)
担任の先生が「登校時に制服を着ても着なくても、どっちでもいいですよ。ランドセルもどちらでも構いません。」と言ってくださったことで、私も「令和の小学校って、昔の自分たちの時とは違うんだ。」と思えるきっかけになりました。
保健室の先生がしてくださったことで今でも印象に残っているエピソードが1つあります。それは、こちらの絵本を読み聞かせしてくださったこと。
「未来に対していろんな心配をする大人は沢山いるけど、未来の選択は1つじゃないよ。考え方次第で楽しい未来はいくらでも作っていけるよ」というメッセージが込められた本です。
娘も楽しそうに私に絵本のことを話してくれました。
正解は何万通りもある
個人的にですが…娘はすごく幸せ者だな〜と思います。多くの「それしかないわけない」を体感しているから。教室だけが学校じゃない。家にいてもいい、保健室だってあり。そして学校には子どもたちだけじゃなく、いろんな大人もいるんだということをフルに味わっているなぁ、と見ていて思います。
私の至らない部分はパパや他の方が娘と接することでフォローしてくださっているし、本当にありがたいです。
たった1つの正解はない。だからこそ、娘自身の選択肢も、こちらの娘との関わり方も何万通りの選択があって、それが全部正解なんだな〜と感じます。
私1人で娘を抱え込み「もっといい母にならなきゃいけない!」と力むのではなく、関わる大人の人数を増やしていけばいいんだな、と思えるようになりました。
こんなことを音声配信で喋ってます。声で聞きたい方はこちらへ!
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!ではまた次回。