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執着しすぎると手元に集まってこない、執着から離れると手元にやってくる

【断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵 / やましたひでこ】

◼︎ 断捨離で場も身も心も軽くする

◼︎ 断捨離とはモノと向き合い、モノを絞り込み、モノを手放していくこと、そして自分を知り、心の混乱混沌をも取り除き、人生をよりご機嫌に導いていくための行動技術

◼︎ 家の中と心の中は連動している

◼︎ 「部分即全体」: 部分はすなわち全体であり、全体はすなわち部分である、見えない全体は見える部分に現れる (ex. 足裏を見れば身体全体のことが分かる、手相や人相を見れば人生や生き様が分かる など)

◼︎ 自分が好きでもないものに囲まれているということは自分が好きでもないものに支配されているということ

◼︎ 現在はモノと情報に溢れた足し算の時代、自分を取り戻すためには引き算をする

◼︎ 不要なモノを断ち、不必要なモノを捨て、不快なモノから離れる

◼︎ 何を受け入れ、何を断り、何を残し、何を捨てるのか、それを考え感じるのは他でもない自分自身

◼︎ 人によって大事なモノもそうでないモノも違う、縛っているモノもそれぞれである

◼︎ クラター : 英語でガラクタという意味

◼︎ モノと自分の関係を問い直し、見直して人生を調えていく

◼︎ 他人に、自分の要•不要、適•不適、快•不快を決定してもらうことはできない

◼︎ 今の自分にふさわしいモノを選び繰り返し重ねていくこと

◼︎ 断捨離はモノだけでなくコトやヒトとの関係にも応用する

◼︎ ヨガという言葉は、サンスクリット語で「結ぶ」という意味 (ヨガは自分と宇宙を結ぶ)

◼︎ 日々忙しく過ごしていると、自分の心の声を聞けなくなる、自分が何を欲しているのか、いないのかそれさえ分からなくなる

◼︎ 片付かない家の中、それは抱えている問題の形

◼︎ 家相という言葉があるとおり、住まいの顔は住んでいる人の状態を如実に表している

◼︎ モノと一緒にマイナスの感情も捨てる

◼︎ 自分軸で考え、時間軸を今にする

◼︎ 今の自分にふさわしくないものを取り除き、今の自分にふさわしいものを発掘していく行為が自分の生き方を見直すトレーニングである

◼︎ 現実から逃避するための愚痴の垂れ流しや過去の自慢話を繰り返す執着、物事に取り組む前に未来を不安に染めるということも捨てる

◼︎ 断捨離はモノから始めるが最終的には観念に行き着く

◼︎ 使っていないモノ、自分には相応しくないモノ、自分にとって心地よくないモノを見極め手放す

◼︎ 自分で食べたいものは自分で選ぶ、他の人に合わせて同じものを頼むのではなく、自分の身体が何を食べたがっているのかよく聞くこと

◼︎ 適した時間に適量を食べる、そして自分が食べたいものを食べる

◼︎ 自分で考え自分で感じることで自分軸を取り戻す

◼︎ 他人を信じたのは信じた自分の責任、他人のことを疑ったのは疑った自分の責任、信じたにせよ疑ったにせよ、それで導かれた結果は自分の責任で引き受け受け入れ始末をつけていく

◼︎ 信じるな、疑うな、確かめよ

◼︎ 必要な時、必要な分だけ取り込んでいく暮らしをする

◼︎ 不安で買い集め、不安でため込んだモノたちは、常にあるいはさらに不安を煽り不安を呼び込む象徴として圧迫し続ける

◼︎ 過不足に焦点を合わせない習慣を身に付ける

◼︎ 今という時間の感覚を人と場合によって異なる (今日1日が今である人もいれば、前後1週間を、今月を、今年を今と感じる人もいる)

◼︎ 不安があればあるほど未来に対して今の時間が伸び、執着があればあるほど過去に対して今の時間が伸びる

◼︎ 今の自分にふさわしいモノを選び繰り返し続け、今の自分にふさわしくないモノを取り除いていく引き算を重ねることで今という時間感覚が自ずと凝縮されていく

◼︎ 悪いものを断って健康になる

◼︎ ツキや運というのには必ずリズムがある

◼︎ 身軽になれば自分で好きな道を歩ける

◼︎ 人間の最大の罪は不機嫌である

◼︎ 人は歳をとるごとに少しずつ重荷を背負ってしまう、その都度必要がなくなれば下ろすことができるのに、自分に許可を出さず知らず知らずのうちに重たい人生を歩み続ける

◼︎ 稀少なモノに価値を見出す

◼︎ 自分とモノの関係が生きた関係、終わった関係なのか考える

◼︎ 自分とモノの関係がもう終わった関係であるならば、いつかまた使うかもしれないと不確定な未来思うのではなく今必要とされる所へ送り出す

◼︎ 自分で自分の始末をつけていく

◼︎ モノは必要な場所に必要な量だけあるのが美しい

◼︎ 目標を設定することは確かに大事だが、執着しすぎると逆に自分を責める結果になる

◼︎ 不機嫌•不自由な環境から離れる

◼︎ 自分に近いものから強く影響を受ける、環境、人の言葉や行動でも同じ、そして自分に近いものほど無自覚である

◼︎ 住まいの呼吸は自分の呼吸、住まいの健康は自分の健康そのもの

◼︎ 同じ環境を共有すればするほど思考回路が似てくる

◼︎ 「捨」の辛さを味わえば自然と「断」はできる

◼︎ モノは適材適所にあってこそ、本来の役割である

◼︎ モノは自分を映し出す

◼︎ 呼吸が合うように、モノ•コト•ヒトに囲まれた生活を目指すことが断捨離の目的

◼︎ 自分にないものを追い求めるのではなく、自分に本来あるものを見つけ出す

◼︎ 大切なモノというのは人によって違う

◼︎ 自分で感じる力「内在智」(自分で観察し、考え、感じる力) を磨く

◼︎ 人は悩みを相談してアドバイスをもらっても自分で納得しなければ素直に受け入れることができない、自分で気付くことはとても重要なこと

◼︎ 自分が現在気にいっているものを知ることは、自分自身を知る行為そのものである

◼︎ 停滞している環境に住んでいる人は、ずっと停滞している人、それが長期間にわたれば朽ちていくもの

◼︎ 断捨離は見える世界から徹底的に入れ替えていく、その結果、心や気持ちといった見えない世界も入れ替わっていく

◼︎ 環境を入れ替えれば自分も入れ替わる

◼︎ 「断」=入ってくる不要•不適•不快なモノを断つ
「捨」=はびこり堆積した不要•不適•不快なモノを捨てる
「離」=とらわれた状態から離れていく

◼︎ 病気は自然の流れを取り戻しなさいという内在智からのメッセージ

◼︎ 思い出と思い出の品は、全く別物、体験•経験したという証拠品の思い出の品はないと思い出がなくなってしまうわけではない

◼︎ 思い出と言えども、それを愉しんでいるのも、引きずっているのも今の自分

◼︎ 執着しすぎると手元に集まってこないものけれど、執着から離れると手元にやってくる

◼︎ 自分に必要なモノとは生存に不可欠なモノたち、
自分に適切なモノとは社会活動をスムーズにしてくれるモノたち、
自分に快適なモノとは感性を磨いてくれる美しい心の栄養となるモノたち

◼︎ 断るということは、気持ちが穏やかではいられないが入り口を絞らないと結局自分の心身を蝕む原因となることを肝に銘じておく必要がある

◼︎ 初心者がいきなり高い山にはのれない、まずは自分の位置確認が大切

◼︎ 同じ場所で同じことを永遠に続けると身体は鈍り、心は飽きるという状態になるから、命のメカニズムは常に変化刺激を求める

◼︎ 「息」と「生き」は同じ語源、古来から「息の仕方=生き方」と言われている

◼︎ 入ってくる量が多いのに、出て行く量が少なければモノが溢れてしまうのは必然

◼︎ 過去の栄光の証拠品たちへの固執は今を生きていないばかりか、他者からの評価で自分を承認しようとしている行為でもある

◼︎ モノの堆積が長ければ長いほど取り除くのは精神的にもハードルが高く、自分の手元に長いことあればそれだけ情も移るもの

◼︎ 愛着があればあるほど捨てられないけれど、今までに一度も見返したことも手に取ったこともなく、漠然と放置された状態、これは愛着ではなく過去に囚われた負の情といった “執着” かもしれない

◼︎ 大人になると色々な人と関わることができるので、承認される相手をある程度選択することができるが子どもは違う、子どもにとって親という存在は絶対

◼︎ 子どもは静かに親のことを観察している

◼︎ 大切なの今を過去で塗り固め、過去の栄光の中でしか生きれないとしたらそれこそもったいないこと

◼︎ 自分軸とは自分自身の意志、意図、意識が明確であり依存がないこと

◼︎ 自分軸を持つことで自己肯定ができて、他者受容も可能となる

◼︎ 起こっていないのにもかかわらず、未来を不安に思うのは無意味である

◼︎ 今あるものではなく、今ないものに焦点を当てているからこそ、限りなくないもの探しが続く、まるで不安を無限に蓄積させている状態

◼︎ 欲しいモノがあったらまずひとつモノを取り除く、捨ててから買う

◼︎ 選択しつくして厳選した質と量のモノと食べ物を自分に与える習慣を身につけ、徹底的な排泄を身に付けたならば、家も体も無理なく常に新陳代謝が可能な状況となる

◼︎ 節約のために割安商品を買うということもあるが、割安になっていたら思わず買ってしまうという人も実際に多い

◼︎ 期待も願望も執着と言える

◼︎ 自分が進みたい人生を歩めるのか、決まりきった人生しか送れないのかの違いはモノという荷物、心の荷物の多さに関係している

◼︎ 呼吸は「呼吸」であって「吸呼」ではない、先に吐くからこそ吸えるのである、身体の中にある古い空気を出してからでなければ新鮮な空気は入れることが出来ない

◼︎ 食事をするときにゆっくりと噛みながら食べると、食べ物の有り難さがわかる

◼︎ 人間の意識には、顕在意識と潜在意識がある
顕在意識: 論理的な考えや理性、知性、意志、決断力などを司っている意識(左脳的)
潜在意識: 感情や感覚、直感、記憶、想像力と密接な関係にある意識(右脳的)

◼︎ もったいないには2つの意味がある
① そのモノがいとおしくて大切に思っている、愛おしみ、慈しみ、惜しむ気持ち
② 捨てる後ろめたさから来るもの、
使えるのに使ってない、壊れて痛んでいるわけでもない、使うと思えばまだまだ使える、どっちつかずの状態で現実から逃げている

◼︎ 「亀息法 (きそくほう)」: 亀のようにゆっくり吐いて、ゆっくり吸う呼吸法 (ゆっくり呼吸することは不老長寿の秘訣だと言われる)

◼︎ 親の観念は大人になっても簡単に追い出すことはできない、50代60代になってもいまだに親の観念に縛られている人がたくさんいる

◼︎ モノを溜め込む3つのタイプ
① 現実逃避型
めんどくさがり、居心地の良くない家からいつも逃げようとしている、外で忙しくすることばかりに気が向く

② 過去執着型
もったいない、思い出が詰まった品々はもったいなくて可能な限りとっていきたいと思いがち

③ 未来不安型
いつかそのうち使うかもしれないと漠然と曖昧と漫然のうちにモノを保管、保存、放置する



【2024年9月   2/3冊目】

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