自分が女に見えるのはなぜか(オートエスノグラフィックな何かVol.2 no.2)

エゴサして、私の本を読んでくれて、褒めてくれているnoteの記事を読んだんだけれど。

その人が書いていたのは、著者は(アタシね)「純女さん」なので、自分がどうして女に見えるのかという疑問を持っていて、その疑問の持ち方がユニークで良かった、というようなこと。

そういうことを、自分でも繰り返し書いたと思う。

「自分が女に生まれたことも、女に見えて女だと扱われていることも、私は知っていて、それゆえ、自分を女だと思っている。でも、そうなるのは、どういうふうにしてなのか。」

トランスだから、そんなふうに思ってたのか、というように簡潔に書くと、納得である。

ともかく、困り切っていた自分を、自分で抱きしめたい。

そして、1997年からコミュニティに居て、職業として話を聞き続け続けて、分かったのは、自分には無理だという絶望。

なぜなら、女装家ですら、女をやっていることを一生懸命にやってみせないと、生きられないのが、日本社会だから。

私は、ジェンダーディスフォリア全開でも、ジェンダーフルイドなんだよね。一回、マスキュリンに振り切りますけれどもね。

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