想像力と発想力を駆使して日常を非日常へ
『ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日』パリッコ、スズキナオ/スタンド・ブックス
@paricco @chimidoro @standbooks
装画・章扉イラストを漫画家の友人INA @inagumag が手がけているのをきっかけに購入した本。
40代男性による飲酒ユニット、酒の穴のお二人がありあまる想像力と発想力を駆使して、日常をちょっとした非日常へ変えていく。
このお二人のような想像力、発想力の使い方こそが豊かさだと、僕は本気で思っている。
少し話は変わり、僕が私設図書館もんで活動し始める時の事を。
僕が当時最初に考えたのは子どもたちのこと。そして、その子どもたちの環境を作っている大人たちのこと。
伊坂幸太郎さんの『チルドレン』という作品で登場人物が「そもそも大人が恰好良ければ、子供はぐれねえんだよ」というセリフを言うが、その通りだと思う。
大人がかっこよければ、面白ければ、楽しくしていれば、豊かさを知っていれば、子どもたちだってそうなるはず。
『ご自由に〜』を読んで、冷めた態度でくだらないとかしょうもないとか感じる方がいるのは否定しない。
だけど、そういう方に僕は問いたい。
あなたにとっての豊かさとはなんですか、と。
僕はこの著者のお二人が生み出すような豊かさ(あるいは、良い意味でのくだらなさ)を愛する仲間を増やしたい。
それは必ず、豊かな未来へと繋がるはずだから。
私設図書館もんではこのような豊かさを追求し、活動できる仲間を募集しております。
誰か一緒に南極を追い詰めてみませんか?