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趣味は新聞コラムを読むこと

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新聞各紙のコラムについて書いたものをまとめています。
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#ジャミロワクイ

エッセイ『当たり前になっていくのが恐ろしい』

エッセイ『当たり前になっていくのが恐ろしい』

令和4年10月25日

 毎日新聞を眺めておりますと、あ、これは「毎日新聞」を眺めているという意味ではなく「毎日、新聞」を眺めているという意味です。
「I read Mainichi-Shimbun」ではなく「I everyday read newspaper」です。※「a」とか「the」とかの付け方はわからないので間違っていたら謝るしかない。なら、最初から「毎日、新聞を」と書き出せばそれで済む話

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エッセイ『ところでゴリラは見ましたか』

エッセイ『ところでゴリラは見ましたか』

 ザ・イエローモンキーに「見てないようで見てる」という曲がありますが、逆に見ているつもりで見えていないこともあります。

 昨日の毎日新聞2面のコラム「火論」に大治朋子さんが書いていました。アメリカで1999年に発表された「選択的注意」なる実験では、黒色と白色のシャツを着た人々がボールをパスし合う動画を作り、被験者に「白いシャツの人は何回パスをするでしょうか?」と質問したうえで、その動画を見せます

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エッセイ『セーラー服のおっさん』

エッセイ『セーラー服のおっさん』

令和4年10月7日

 本日の朝日新聞に『「不健全」の理屈』という特集記事があり、とても面白かったです。コロナ対策の給付金をめぐる裁判で、国が性風俗業について「本質的に不健全」と主張したことを受けた特集記事なんですが、この記事のなかのミッツ・マングローブさんの文章がよかった。

 ドラァグクイーンやスナックママを経て、テレビなどで活躍されているミッツ・マングローブさんは、性風俗産業に対して国が「不

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8月17日の新聞1面のコラムたち

8月17日の新聞1面のコラムたち

 「変化球がくると読み、直球がきて見逃し三振に倒れても、根拠があれば選手を責めることはない」ノムさんこと野村克也さんの言葉です。読売新聞『編集手帳』で知りました。そんなことを言いながら、チャンスで凡退したらネチネチネチネチ文句を言ってそうですが。

 気象庁が6月に開始した線状降水帯の半日前予測は、なかなか的中が難しいようで、東北に発生した線状降水帯は発表できませんでした。7月に2回出た九州の発生

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家康になりたくてもなれないワケ

家康になりたくてもなれないワケ

 読売新聞『編集手帳』によると、徳川家康は30歳の頃、武田信玄に大敗を喫しました。籠城を勧める家臣の声に耳を貸さず、決戦に打って出たのですが、結果は敗北。城に帰った家康は、敗軍の将の顔を描かせ、慢心の戒めにしたといわれています。異説の研究も進んでいるそうですが、どうせ働くならこの説の家康みたいな上司のもとで働きたいですよね。一般的な、私が近くでよく見かける上司は、まず、敗北の責任を負おうとしません

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8月13日の新聞1面のコラムたち

8月13日の新聞1面のコラムたち

 読売新聞『編集手帳』によると、うまくいっているときに邪魔をするという意味の「水を差す」は「お湯や料理に水を注いで、ぬるくしたり味を薄めたり」して台無しにされることから来ているそうです。「一説によれば」と書いてあるので他にも説はあるのだと思いますが、この水を注いだ人にもおそらく悪気は無いのでしょう。むしろ、よかれと思ってやったのではないでしょうか。「悪気はなかった」というのは免罪符にはならないので

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8月12日の新聞1面のコラムたち

8月12日の新聞1面のコラムたち

 読売新聞『編集手帳』で「黙れ事件」なるものを知りました。日本が戦時体制に向かっていた1938年のこと。政府による人的・物的資源の統制を可能にする国家総動員法案の衆院での審議中、長広舌をふるっていた陸軍の説明員がヤジを飛ばした議員を「黙れ」と一喝した事件。どなられたのは陸軍出身でありながら軍の政治介入に批判的だった宮脇長吉でした。軍による議会軽視の象徴として歴史に残る事件です。軍によるものではない

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こんな時代って、いきなり来るんだ

こんな時代って、いきなり来るんだ

 昨日の京都新聞の文化面に作家の星野博美さんの言葉が載っていました。星野さんは執筆中に新型コロナウイルス感染が拡大して、国家が個人の自由を制約する「空気」を実感しました。特定の営みに「不要不急」のレッテルを貼る風潮が、戦争に資する「時局産業」以外を切り捨てた戦時中と重なりました。

「自分の権利があからさまに侵害される、こんな時代って、いきなり来るんだと驚いた」

 私の父親はコロナ禍になる少し前

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8月2日の新聞1面のコラムたち

8月2日の新聞1面のコラムたち

 涌井慎です。趣味は新聞1面のコラムを読むことです。話題が実に多岐に渡り、知らないことを知ることができるからです。読売新聞『編集手帳』は世界的バイオリニストの佐藤陽子さんの訃報について書いていました。二刀流といえば、いまは大谷翔平の代名詞のようになっていますが、佐藤さんも二十代の頃、バイオリニストとして以外にもオペラ歌手として、ヨーロッパの舞台で「蝶々夫人」を演じたこともあったそうです。バイオリン

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8月1日の新聞1面のコラムたち

8月1日の新聞1面のコラムたち

 涌井慎です。趣味は新聞1面のコラムを読むことです。谷崎潤一郎です。安易な造語が嫌いです。はい。谷崎潤一郎ちゃんは著書『文章読本』で「勝手に新奇な言葉を拵えることは慎むべきだ」と述べていると読売新聞『編集手帳』で知りました。たぶん谷崎潤一郎ちゃんの『文章読本』は我が家の本棚のどこかにあるはずなんですが、ストレス発散のために古本を買うものですから読んでいない本がどんどん本棚の奥へ埋もれていってしまう

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7月31日の新聞1面のコラムたち

7月31日の新聞1面のコラムたち

 涌井慎です。趣味は新聞1面のコラムを読むことです。読売新聞『編集手帳』は高校野球のお話。3500チームが挑んだ地方大会は代表が出そろいました。※昨日の時点ではまだ出そろってはいませんでした。祇園祭の山鉾巡行、五山送り火、今年の行事には「3年ぶりに」という枕詞が付きがちです。これはどういうことかといえば、今年の3年生が1年の頃からずっとコロナ禍であったということです。対戦相手以外にも厄介な敵が居続

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7月30日の新聞1面のコラムたち

7月30日の新聞1面のコラムたち

 涌井慎です。趣味は新聞1面のコラムを読むことです。読売新聞『編集手帳』は子供たちの理科離れの理由について書いていました。生物学者の福岡伸一ちゃんが絵本作家のかこさとしちゃんとの対談で「私から見ると、理由は明々白々です。大人たち自身が「理科離れ」しているからです。ゴキブリやクモを見たらすぐに叩き潰したり・・大人が自然に関心を示せば気づくはずなのです。そこに精妙さや美しさやデザインの奇抜さがあること

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7月29日の新聞1面のコラムたち

7月29日の新聞1面のコラムたち

 涌井慎です。趣味は新聞1面のコラムを読むことです。読売新聞『編集手帳』は「へそ天」について書いていました。猫や犬、パンダなどがおなかを上にして寝転ぶ姿のことを「へそ天」と言うそうですが、気象予報官の間では古くから、「へそを出して寝ていても間違いなしという天気」のことを「へそ天」と呼ぶらしい。医療の現場にも別の「へそ天」があります。腸に異常が出るとへその形が微妙に変わるそうですが、これに対して、丸

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7月28日の新聞1面のコラムたち

7月28日の新聞1面のコラムたち

 涌井慎です。趣味は新聞1面のコラムを読むことです。知ってる時事問題を扱っていることもあれば、コラムを読んで「そんなことがあったのか」と知ることもあります。なんにせよ、読み物として実にありがたい存在です。タイトルに「7月28日の新聞1面のコラムたち」って書いているので日付はもう本文では書かないことにします。

 読売新聞『編集手帳』は「ブックマッチ」の話題でした。ブックマッチって何?プロレスラーが

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