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公務員試験の法律職試験で使う判例六法について

国家公務員・総合職試験の法律職試験で、出題されるのは、条文と判例だけなのですが、その際、判例六法としては『模範六法』(三省堂)を使うのがベストだと思うのですが、その際、ぜひ六法を分冊化して、使って欲しいのです。分冊化したほうが、抜群に、勉強しやすくなるし、記憶もしやすくなります。六法の分冊化は、司法書士試験の受験生は、よくやっているのですが、公務員試験受験生ではやっていない人が多いような気がします。六法の分冊方法は、1ページ目と最終ページから、大きい刃のカッターかなんかで、切込みを入れ、外側のビニールカバーを手で力を入れて、外します。そして、条文や判例が書いてある、内容が書いてあるほうのページ側から、大きい刃のカッターをさくさくと入れて、各分野ごとに、分冊化していきます。そして、厚紙の表紙かなんかをつければ、使える教材になります。表紙や六法の紙は、「ボンド ペーパーキレイ 30ml 04618」という紙ボンドで貼り付けて、強化すればバラバラになりません。背表紙は、100円ショップのダイソーで、「製本テープ」を買ってきて、分冊化した六法の冊子の厚さに応じて、テープを貼ると、本のようになり使いやすいです。合格者は、分冊化した六法を、あの条文(またはあの判例)は、六法のあのへんのあのあたりに出ていて、こう書いてあったとまで、イメージできるくらいまで、何回も引いています。『模範六法』(三省堂)を分冊化して、使っておくと、中央省庁の試験に失敗したとき(試験に不合格、または合格しても内定が出なかった)に、司法書士試験に鞍替えすることも可能です。試験科目的には、民法・会社法・刑法・憲法が重なります。あとは、不動産登記法(→やや多いが実体法が理解できていれば容易)・商業登記法(→やや多いが実体法が理解できていれば容易)・民事訴訟法(→勉強することは少ない)・民事執行法(→勉強することは少ない)・民事保全法(→勉強することは少ない)・司法書士法(→勉強することは少ない)を勉強するだけです。司法書士試験も問われるのは、条文の知識がほとんどで、司法試験より、併願はしやすいのではないかと思います。しかし、科目的に同じである、司法試験と併願する人が多いようです。司法試験に合格し、国家公務員採用・総合職試験の法律職にもダブルで合格して、中央省庁に就職する人も多いようです。「7回読み勉強法」の山口真由さんなんかは、その代表例でしょう。

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