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【目標はいらない!?】習慣化で重要なのは「どんな人になりたいか?」
新しい習慣を始めるとき、まずは目標を決めていませんか?
試験に合格する、体重を5キロ減らすなどの目標は、習慣化においてあまり意味がありません。
習慣化を通じて、あなたはどんな人になりたいのか?ということの方が重要です。
このnoteではどうして目標を設定することが意味のないことなのか、なぜどんな人になりたいかが重要なのかを紹介します。
それではさっそく見ていきましょう。
目標を決めてはいけない理由
習慣化において試験に合格する、体重を5キロ減らすなどの目標を決めてはいけない理由は、目標が一時的なものにすぎず、次につながらないからです。
例えば、ある試験に合格するために毎日1時間の勉強を習慣にしているとします。
そして見事、試験に合格したとしましょう。そのあとはどうなりますか?今まで続けてきた勉強の習慣は目標を達成した途端、なくなってしまうかもしれません。
目標は一時的なものにすぎません。長期的な習慣化を目標としているのであれば目標を決めてしまうことは、習慣化をさまたげることになるかもしれません。
下のnoteでは目標を決めてはいけない理由をさらに3つ説明しています。
「どんな人になりたいか?」が大切な理由
人の生活は習慣の積み上げでできています。
毎朝決まった時間に起き、同じような朝食を食べ、歯を磨き、顔を洗い、仕事をする。
通勤はいつも同じ方法で、帰ってきたら見るテレビ番組もだいたい同じ、シャワーを浴びて、歯を磨いて、いつもと同じような時間に寝る。
毎日がたくさんの習慣でできており、その習慣によってその人が作られています。
・運動の習慣がある人は、健康的な人である
・遅刻癖のある人は、だらしない人である
・夜遅くまで起きている人は、寝不足な人である
つまり、習慣化の最終ゴールはその人を新しく作ることです。
私は毎朝5時くらいに起きて1時間、アプリ開発や簿記3級の勉強をしています。
毎日勉強することが当たり前になっているので、1時間勉強しないとすっきりしない、物足りないと感じるようになりました。
習慣によって私は「勉強する人」に変わったのです。
習慣によってその人が作られているから、習慣化では「どんな人になりたいか?」が重要です。
「どんな人になりたいか?」が決まると行動しやすい
例えば2人の例を想像してみましょう。同じ習慣を身につけようとしていますが、1人は目標を決め、1人は「どんな人になりたいか?」を決めています。
・Aさん:来月の試験に合格するために勉強を習慣にする
・Bさん:「勉強する人」になるために勉強を習慣にする
勉強しようと思った時に、面白そうなテレビ番組が放送していた場面を想像してください。Aさん、Bさんはそれぞれどのような行動をとるでしょうか。
・Aさん:試験は来月でまだ時間があるから、今日は勉強なしにしよう
・Bさん:勉強する人はこの時間も勉強するはずだから、勉強しよう
これはあくまで例ですが、目標を決めると自分の中で今日はやった方がいいのか、やらなくてもいいのか線引きをしてしまいます。
「どんな人になりたいか?」が決まっている場合、習慣がストップするような場面でも「もし勉強する人ならどうするか?」と考えることができます。
「どんな人になりたいか?」を決めることで行動しやすくなります。
まとめ
習慣化は目標ではなく、「どんな人になりたいか?」が重要だということを紹介しました。
・目標が一時的なものにすぎず、次につながらない
・習慣によってその人が作られている
・習慣化の最終ゴールはその人を新しく作ること
・「どんな人になりたいか?」が決まると行動しやすい
新しい習慣を始めようと思った時には、自分はどんな人になりたいのか?を考えてみてください。
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