【習慣を忘れさせない】新しい習慣を思い出しやすくする2つの方法
新しい習慣を予感させ、思い出しやすくする方法は2つあります。
・if thenプランニングを使う
・見えるものを変える
習慣化には4つの段階があって、その段階を改善する方法が仕組みであるということを書きました。
今回は習慣をつくる最初の段階である「行動を予感させる、思い出させる段階」を改善する、つまりどのようにしたら、行動を予感させやすく、思い出しやすくなるか?という具体的な方法を紹介します。
if-thenプランニングを使う
if-thenプランニングとは「もし◯◯をしたら、◯◯をする」という計画をたてることです。
新しい習慣を始めたい時、次のように計画をすることができます。
・もし朝ごはんを食べたら、ランニングをする
・もしお風呂に入ったら、勉強をする
・もし階段を見つけたら、階段をつかって移動する
if-thenプランニングを自分でつくることで、次の行動を思い出しやすくなります。しかし「もし◯◯をしたら」の部分が1週間に1度しか起きないことだとしたら、次の行動を忘れてしまいます。そのため、「もし◯◯をしたら」の部分は毎日何度もやっていることにするのをオススメします。
・もし歯を磨いたら...
・もしスマホを触ったら...
・もし食事が終わったら....
if-thenプランニングをすると次の行動を思い出しやすくなります。
見えるものを変える
テーブルの上にお菓子が置いてあったら食べたくなったり、スーパーで商品を見ているとあれも買わなきゃ!と思い出すことはありませんか?
人間は見たものに影響を受けやすいです。見るものによって次の行動を予感したり、思い出しやすくなります。忘れ物をしないようにメモを書いておくというのも見えるものを変える一種です。
行動を思い出しやすくするために自分のまわりの見えるものを変えていきましょう。
例えば次のような方法があります。
・玄関にランニングウェアとシューズを置く
・テレビに「勉強する」と書かれたポストイットを貼る
・スマホのホーム画面に目標体重を書いておく
見えるところであればどこでもいいわけではありません。1日によく見るところを変えるほど、思い出す回数も多くなります。
・スマホのホーム画面
・パソコン
・トイレの壁
・洗面所の鏡
自分のまわりの見えるものを変えると、行動を思い出しやすくなります。
まとめ
新しい習慣を始めるにあたって、行動を思い出しやすくする2つの方法を紹介しました。
・if thenプランニングを使う
・見えるものを変える
しかしまだ行動を思い出しただけで、始められるとは限りません。次のnoteでは「行動を始める段階」の改善策、仕組みについて紹介します。