【始まらないと意味がない】新しい習慣を始めやすくする3つの方法
新しい習慣を始めやすくする方法は3つあります。
・やりたいことと組み合わせる
・環境を変える
・小さく分割する
習慣化には4つの段階があって、その段階を改善する方法が仕組みであるということを書きました。
習慣を「行動を始める段階」を改善する、つまりどのようにしたら、行動を始めやすくなるか?という具体的な方法を紹介します。
やりたいことと組み合わせる
私たちはやりたいことができると予感するだけで気分が良くなります。例えばまだ休日ではないのに、休日のことを考えるとワクワクするということはありませんか?
この原理を利用して新しい習慣と他のやりたいことを組み合わせます。つまり次のようなステップを作ります。
【新しい習慣】をやったら、【やりたいこと】をすることができる
例えば具体的には次のようにすることができます。
・英単語を10個覚えたら、テレビを見ることができる
・スクワットを30回やったら、ご飯を食べることができる
・本を読んだら、SNSを見ることができる
新しい習慣と他のやりたいことを組み合わせると、新しい習慣をやったあとで、やりたいことができると予感するようになり、始めやすくなります。
環境を変える
私たちは周りの人からの影響をかなり受けています。
周りの人がハンバーガーを食べていると、自分も食べたくなります。図書館で周りの人が静かにしていると、自分も静かにしないといけないと思うはずです。
この原理を利用して、環境を変えることで新しい習慣を始めやすくしましょう。例えば次のように環境を変えることができます。
・勉強したい人は勉強会やイベントに参加する
・ランニングを始めたい人はランナーがよく走る道路や競技場に行く
環境を変えること、周りの人から影響をうけて新しい習慣を始めやすくなります。
小さく分割する
一度に大きなことをやろうとしてもやる気が出ず、体が動きません。
例えばいきなり30キロ走ろうと思っても無理でしょう。いきなり30日間断食しようとしても無理でしょう。
しかし大きなことを分割して、小さくしたら、それらをやるのに意外とすぐに体を動かすことができます。例えば次のように新しい習慣を分割できます。
【ランニングの習慣を分割】
・トレーニングウェアに着替える
・ランニングシューズを履く
・家から外に出る
・少し歩く
・走り始める
【勉強習慣を分割】
・教科書を開く
・ペンを持つ
・教科書を1ページ読む
・わかったことをノートに書く
大きなことをやるよりも1つ1つのことやる方が大変ではないと思います。小さく分割して新しい習慣を始めやすくしましょう。
まとめ
新しい習慣を始めやすくする3つの方法を紹介しました。
・やりたいことと組み合わせる
・環境を変える
・小さく分割する
無事に新しい習慣を始められたとしても、やっている間が苦しければ続かないでしょう。次のnoteでは「行動を続けている段階」の改善策、仕組みについて紹介します。