なぜイライラする?怒りの正体と向き合い方
1. はじめに
みなさん、こんにちは!蓮城院副住職のコウブンです。今日はみなさんとお悩み相談会をお届けします!この相談会は、ハスノハというお坊さんが答えるお悩み相談のウェブサイトに寄せられた質問に、私コウブンがお答えするというものです。それじゃあ、早速始めていきましょう!
2. お悩み相談:「口が悪いのを直せない」
今回の相談者さんは10代の方です。性別は書いていませんでしたが、きっと多くの人が共感できる悩みだと思います。では、相談内容を見てみましょう。
ふむふむ、なるほど。これは本当に多くの人が経験する悩みですね。
3. 感情的になる原因を探る
みなさん、感情がつい暴走しちゃうことってありますよね。私も若い頃はよくありましたよ。でも、僧侶として修行を重ねるうちに、少しずつ改善されていきました。
この相談者さんの場合、人と話すのが恥ずかしいというよりは、イラっとしちゃって感情的になり、ついキツい言葉を言っちゃうみたいですね。つまり、感情的になることが原因で、強い言葉が出てしまうんです。
4. 怒りのメカニズムを理解する
さて、ここで少し「怒り」について考えてみましょう。感情的になるって言うのは、主に怒りの状態のことを指すんですよね。じゃあ、なんで怒るんでしょうか?
実はシンプルなんです。自分の思い通りにならないから怒るんですよ。たとえば、電車が遅れて予定が狂っちゃった時とか、友達が約束の時間に遅刻してきた時とか。思い通りにならなくてイラっとしますよね。
でもね、大事なのは、この世の中では思い通りになることってほとんどないってことなんです。自分でコントロールできるのは、自分の頭の中の思考だけだと思った方がいいんですよ。
5. 「一切皆苦」の考え方
ここで、ちょっと難しい言葉が出てきますが、仏教には「一切皆苦」っていう考え方があります。簡単に言うと、「世の中は思い通りにならないことだらけだよ」ってことなんです。
たとえば、野菜を育てるとしましょう。順調にいけば美味しい野菜が育つはずですよね。でも途中で大雨が降ったり、逆に全然雨が降らなかったりすると、うまく育たないかもしれません。つまり、結果は私たちの思い通りにはならないんです。
6. 怒りへの対処法
じゃあ、どうすればいいの?って思いますよね。ここからが大事です。
心構えを変える:思い通りにならないのが当たり前だと受け入れちゃいましょう。
アンガーマネジメントを実践する:
深呼吸をする:ゆっくり深く息を吸って、ゆっくり吐き出す。これだけでも効果がありますよ。
間を置く:10秒ほど黙ってみる。たった10秒でも、怒りが収まることがあるんです。
怒りって、パッと湧いてくるものなんですが、実は長く続かないんですよ。だから、ちょっと間を置くだけで、怒りが大きくならずに済むんです。
7. 日常生活での実践
さて、ここまでの話を踏まえて、日常生活でどう実践していけばいいか、考えてみましょう。
まず、朝起きた時から「今日は何が起きるのかな?」って心に留めておくんです。そうすると、実際に何か予定外のことが起きても「ふむふむ、そうきたか」って受け入れやすくなりますよ。
それから、イラっとしそうな場面を想像して、その時にどう対応するかシミュレーションしてみるのもいいですね。たとえば、友達が遅刻してきた時を想像して、「深呼吸して、10秒数えよう」って練習するんです。
最初は難しいかもしれません。でも、繰り返し練習することで、少しずつ上手になっていきますよ。
8. 最後に
みなさん、完璧に怒りをコントロールすることはできません。僕にだってできませんよ。でも、なるべく表に出ないようにすることはできるんです。
「治す」んじゃなくて「抑える」。この考え方の違いが大切なんです。一歩一歩、ゆっくり進んでいきましょう。
そうそう、自分に優しくすることも忘れずにね。「今日はちょっと感情的になっちゃったな」って時があっても、「まあ、人間だもんね」って許してあげましょう。
みなさんの経験や考えも聞かせてください。コメント欄やメッセージでお待ちしてますよ。一緒に成長していけたら嬉しいです。
それじゃあ、今日はこの辺で。蓮城院副住職のコウブンでした。また会いましょうね!
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