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人生を豊かにする中国古典の名言20

【今日の名言】

多ければ則ち惑う
(読み:オオければスナワちマドう)

『老子』二十二章

物や知識をたくさん持っていると、かえってどれを用いるべきかで悩んでしまう、という意味。

例えば、家に傘が多くて、どれを持っていくか悩んだことはありませんか?

知識や学問も同じです。

色々なことを知りすぎると、むしろ判断に迷いが出てしまいます。

老子は無為自然を理想としているので、余計な礼節や学問は不要というスタンスでした。

物も情報もシンプルで十分。

多ければ迷いに繋がるだけ。

つまり、余計なものはいらないということですね。


人生の気付きや学びにつながる中国古典の知恵をご紹介しています。

今回の名言を取り上げた記事はこちらになります。

皆さんの前に進むエネルギーとなれれば幸いです。

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凪平コウ@古典・歴史愛好家
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