慶應文学部合格者読書リスト(実践編 3)【偏差値40台中高一貫校からの挑戦】
読書リスト最後の4冊をご紹介します!全部で12冊ですので受験勉強の合間に1か月に2冊くらいのペースで読めるといいですね。
ヨーロッパ近代の終焉
山本雅男
講談社現代新書
西洋の近代文明とは何だったか、そねが現代においてどのように変わろうとしているのかを解説しています。世界史選択の人にとって結構目から鱗の内容です。
美学への招待
佐々木健一
中公新書
慶應文学部美美専攻志望の人は読むといいと思います。日常的な関心から出発し、美、感性、オリジナルコピー、身体性といった現代的な芸術テーマへと接近していきます。近代文明美術に一石を投じる内容です。
ポピュリズムとは何か 民主主義の敵か、改革の希望か
水島治郎
中公新書
イギリスのEU離脱やトランプ政権誕生など世界で猛威を振るうポピュリズム。民主主義の脅威とも見られがちだがラテンアメリカではエリート支配から人民を解放する原動力となりヨーロッパでは既成政党に改革を促す効果も指摘される。現代のデモクラシーの抱える問題に向き合わずポピュリズムを追い出そうとしても問題は解決しないと警鐘を鳴らしていますり
こちらの書評が詳しいですのでご参考まで
【書評】水島治郎『ポピュリズムとは何か――民主主義の敵か、改革の希望か』(中公新書、2016) | 研究プログラム | 東京財団政策研究所
新書で名著を、モノにする プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
牧野雅彦
光文社新書
これは慶應文学部大学院生の方にお勧めいただきました。本当は、マックスウェーバーの本を薦められましたが難しそうなので解説本をとりあえず読みました。
ウェーバーがなぜこの論文を書いたのか時代背景の説明や影響を与えた思想家などを解説してあるので入門書とのことですがそれでも結構ハードでした。頭の体操に良いかもです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊