来週の読書リスト
先週の「来週の読書リスト」を一掃したので、久しぶりに新しいラインナップ! うれしい。
①『にんじん』
ジュール・ルナール 著
ジュール・ヴェルヌを読んだときに、ジュールつながりで出てきた本。とはいえ、『にんじん』自体は以前も一度読もうと試みたことがあった。だけどなんだか陰鬱そうで気乗りしなくて断念したのだった。
子どもが虐げられる話は読んでいて気が滅入るので、あんまり気が進まないのだけど。これもジュールのご縁なので、ここは気合を入れて読むことにしよう。
②『おとなの進路教室。』
山田ズーニー 著
そうなんだよ、そう。わたしがこの仕事を始めてから6年半の間に身に染みて実感した真理がこれ。どんなにすばらしい正解を教えられ導かれたとしても、それが自分で考えて選んだものでなければ意味なんてない。逆に言えば、どんなに馬鹿みたいなことだとしても、それが自分で考えて考えた末に辿り着いたものなのだとしたら、そこにはただそれだけじゃないでっかい価値がある。生きていく糧になるような、でっかいでっかい価値がある。わたしは仕事場の子どもたちに、そんなでっかい何かを育んでほしいんだ。
③『キャッチャー・イン・ザ・ライ』
サリンジャー 著 / 村上春樹
10代のうちにこれらのうちの一冊も読まなかったので、30代になって慌てて読んでいる。最後はこちら。
何気に村上春樹の文章をエッセイ以外で読むのが初めてなので、それも楽しみ(エッセイも『遠い太鼓』だけ)。
▼これまでの読書リスト
以下は、少しずつ少しずつ読む予定の本。
・『人生を狂わす名著50』
三宅香帆 著 / 今日マチ子 絵
今回はこちらに紹介されていた本が二冊リスト入り。まだ半分も読めていないので、早く次を読みたい!