J2リーグ データ編 ~『「俺の」Jリーグアウォーズ 2022』 #12~
*記事編集日:2022年11月28日
2022シーズンも終了し、2023シーズンに向けて各チーム戦力補強などを行なっています。
そのような中で、来シーズンの展望ではなく、「1人のJリーグファン」として勝手に、個人的な主観でJリーグアウォーズを行いたいと思います。
今回は、様々なデータから部門別1位を発表したいと思います。
なお、データは全てfoorball labより引用しています。
得点王
2022シーズンのJ2で多くの得点を決めた選手を表彰します。
1位 小川航基選手(横浜FC) 26得点
2位 チアゴ・アウベス選手(ファジアーノ岡山) 16得点
3位 高橋利樹選手(ロアッソ熊本) 14得点
中山仁斗選手(ベガルタ仙台) 14得点
得点王は、横浜FCの小川航基選手でした。
期待されていつつも、ジュビロ磐田ではなかなか才能が開花しなかった選手ですが、新天地の横浜FCで水を得た魚のごとく活躍。前半戦は、ほぼ毎試合得点を決める活躍で、チームの1年でのJ1復帰の原動力になったことは間違いない。
横浜FCでJ1に挑むか、はたまた海外移籍などのステップアップがあるか。
アシスト王
2022シーズンのJ2で多くのアシストを記録した選手を表彰します。
1位 河原創選手(ロアッソ熊本) 12アシスト
2位 長谷川竜也選手(横浜FC) 11アシスト
伊藤涼太郎選手(アルビレックス新潟) 11アシスト
アシスト王は、ロアッソ熊本の河原選手になりました!
自身初のJ2で、久しぶりのJ2となったチームと共に躍進を見せました。中盤の底で、躍動を見せた今季は、後半戦より一列前に平川選手が入ることでさらにイキイキとしました。
J1の18クラブのうち、半数のクラブからオファーが来ているという話もあり、来季の去就が注目です。
ゴール期待値
2022シーズンのJ2リーグにおいて、ゴール期待値が高かった選手を表彰します。
1位 小川航基選手(横浜FC) 16.604
2位 エジカル・ジュニオ選手(V・ファーレン長崎) 12.232
3位 中山仁斗選手(ベガルタ仙台) 11.816
ゴール期待値ランキングは、小川航基選手がトップになりました!
大概、得点ランクのトップレベルの選手は、ゴール期待値がトップ程度の水準であり、それを上回る得点数を記録していますが、小川選手の+9という数値は異常で、それだけ理不尽な活躍を見せていたと言えます。
ラストパス
2022シーズンのJ2リーグにおいて、ラストパス数が多かった選手を表彰します。
1位 河原創選手(ロアッソ熊本) 85
2位 長谷川元希選手(ヴァンフォーレ甲府) 80
3位 平戸太貴選手(FC町田ゼルビア) 76
ラストパスの供給量トップは、ロアッソ熊本の河原創選手になりました!
さきほどのアシストランキングに次いで、河原選手がトップになりました。アシストが多い中で、パスで攻撃機会を演出したことが多いことがわかります。
また、平戸選手は、相変わらずの好パフォーマンスで、J2屈指のゲームメイカーであることは確実です。
攻撃ポイント
2022シーズンのJ2リーグにおいて、90分平均の攻撃ポイントが高かった選手を表彰します。
なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。
1位 新井瑞希選手(東京ヴェルディ) 4.22(出場試合27)
2位 伊藤涼太郎選手(アルビレックス新潟) 2.90(出場試合42)
3位 堀米悠斗選手(アルビレックス新潟) 2.60(出場試合40)
攻撃ポイントのトップは、新井瑞希選手になりました!
シーズン途中に移籍していることもあり、ランキングに含むかに関しては非常に悩みました。が、他の選手と比べると、圧倒的なポイントを記録しており、入れないわけには行かない感じで入れました。
新潟の2人は、J2制覇に大きく貢献した選手で、印象的にも想定内と言えます。
パスポイント
2022シーズンのJ2リーグにおいて、90分平均のパスポイントが高かった選手を表彰します。
なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。
1位 伊藤涼太郎選手(アルビレックス新潟) 2.46(出場試合42)
2位 堀米悠斗選手(アルビレックス新潟) 2.28(出場試合40)
3位 高宇洋選手(アルビレックス新潟) 2.28(出場試合39)
パスポイント王者は、アルビレックス新潟の伊藤涼太郎選手です!
何よりも、特徴的なのは上位の3選手が同一チームから選出されている点でしょう。現、FC東京指揮官のアルベル監督によるポゼッションサッカーが成熟してきており、パスで攻撃の形を多く生み出していることがデータとしても表れていると言えるでしょう。
クロスポイント
2022シーズンのJ2リーグにおいて、90分平均のクロスポイントが高かった選手を表彰します。
なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。
1位 井上健太選手(大分トリニータ) 1.15(出場試合34)
2位 小林岩魚選手(ヴァンフォーレ甲府) 1.07(出場試合21)
3位 新井瑞希選手(東京ヴェルディ) 1.00(出場試合27)
クロスポイントのトップは、井上健太選手になりました!
このランキングでシーズンを通じて、1を超える選手は滅多にいませんが、1を超えてきた井上選手の値は別格と言えます。また、小林選手が入ってきたのは、少々想定外でした。
ドリブルポイント
2022シーズンのJ2リーグにおいて、90分平均のドリブルポイントが高かった選手を表彰します。
なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。
1位 新井瑞希選手(東京ヴェルディ) 1.77(出場試合27)
2位 三戸舜介選手(アルビレックス新潟) 0.73(出場試合24)
3位 チアゴ・アウベス選手(モンテディオ山形) 0.71(出場試合34)
ドリブルポイント王者は、東京ヴェルディの新井瑞希選手になりました!
シーズン途中に移籍していることもあり、ランキングに含むかに関しては非常に悩みました。が、他の選手と比べると、圧倒的なポイントを記録しており、入れないわけには行かない感じで入れました。
奪取ポイント
2022シーズンのJ2リーグにおいて、90分平均の奪取ポイントが高かった選手を表彰します。
なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。
1位 佐野海舟選手(FC町田ゼルビア) 18.56(出場試合20)
2位 前田椋介選手(水戸ホーリーホック) 15.15(出場試合35)
3位 高宇洋選手(アルビレックス新潟) 15.07(出場試合39)
奪取ポイント王者は、FC町田ゼルビアの佐野海舟選手になりました!
負傷離脱もあった中、ぎりぎり20試合のラインに乗っけて、圧倒的な数値でトップになりました。
しかし、試合数や「シーズンを通じて」という観点で見ると、少し劣るかなという印象です。
守備ポイント
2022シーズンのJ2リーグにおいて、90分平均の守備ポイントが高かった選手を表彰します。
なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。
1位 西村慧祐選手(大宮アルディージャ) 3.40(出場試合27)
2位 カルロス・グティエレス選手(栃木SC) 3.25(出場試合36)
3位 新里亮選手(大宮アルディージャ) 3.23(出場試合39)
守備ポイント王者は、大宮アルディージャの西村慧祐選手でした!
チームは、昨年同様低迷してしまいましたが、その分守備陣への負担が大きくなっており、そのような結果が招いた結果とも言えます。
なんとか、J2の舞台に止まった来季は、西村選手や新里選手中心の強固な守備に期待です。
セーブポイント
2022シーズンのJ2リーグにおいて、90分平均のセーブポイントが高かった選手を表彰します。
なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。
1位 小畑裕馬選手(ベガルタ仙台) 0.53(出場試合21)
2位 白井裕人選手(ツエーゲン金沢) 0.51(出場試合41)
3位 松山健太選手(いわてグルージャ盛岡) 0.51(出場試合20)
セーブポイント王者は、小畑裕馬選手です。
値だけで見れば、もっと良い選手もいました。特に、小畑選手の同僚でもあるストイシッチ選手は、0.73でしたが試合数が7試合。また、スコアが0.71であったカルバハル選手(琉球)は19試合の出場でした。
最後に
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