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J1リーグ データ編 ~『「俺の」Jリーグアウォーズ 2022』 #5~

2022シーズンも終了し、2023シーズンに向けて各チーム戦力補強などを行なっています。
 そのような中で、来シーズンの展望ではなく、「1人のJリーグファン」として勝手に、個人的な主観でJリーグアウォーズを行いたいと思います。

 今回は、様々なデータから部門別1位を発表したいと思います。
 なお、データは全てfoorball labより引用しています。

得点王

 2022シーズンのJ1で多くの得点を決めた選手を表彰します。

 1位 チアゴ・サンタナ選手(清水エスパルス) 14得点
 2位 町野修斗選手(湘南ベルマーレ) 13得点
 3位 家長昭博選手(川崎フロンターレ) 12得点
     マルシーニョ選手(川崎フロンターレ) 12得点
    アダイウトン選手(FC東京) 12得点

得点王は、清水エスパルスのチアゴ・サンタナ選手でした。
 チームは降格してしまいましたが、それでも個人の成績としては素晴らしいものを残しており、27試合と他の選手と比べると少ない出場試合数ながら、得点王に輝きました。
 決定率も20%を超えており、非常に高い数値となっています。

アシスト王

 2022シーズンのJ1で多くのアシストを記録した選手を表彰します。

 1位 脇坂泰斗選手(川崎フロンターレ) 9アシスト
    鈴木優磨選手(鹿島アントラーズ) 9アシスト
    野津田岳人選手(サンフレッチェ広島) 9アシスト

アシスト王は、川崎フロンターレの脇坂選手など3選手になりました!
 上位3選手が全て日本人というのは、強力な助っ人が多いJ1においては珍しいと言えます。
 特に、野津田選手は、近年苦しむシーズンも多かったですが、今季は躍進の1年となっており日本代表にも選出されました。

ゴール期待値

 2022シーズンのJ1リーグにおいて、ゴール期待値が高かった選手を表彰します。

 1位 アンデルソン・ロペス選手(横浜Fマリノス) 12.843
 2位 大迫勇也選手(ヴィッセル神戸) 10.225
 3位 レオ・セアラ選手(横浜Fマリノス) 9.481

ゴール期待値ランキングは、アンデルソン・ロペス選手がトップになりました!
 大迫選手などさすがという期待値ではありますが、得点王争いに絡むためには期待値以上の得点を記録しないといけないのも事実であり、大迫選手などはそれが叶わなかった面々です。

ラストパス

 2022シーズンのJ1リーグにおいて、ラストパス数が多かった選手を表彰します。

 1位 マテウス・サヴィオ選手(柏レイソル) 66
 2位 脇坂泰斗選手(川崎フロンターレ) 59
 3位 ルーカス・フェルナンデス選手(北海道コンサドーレ札幌) 57

ラストパスの供給量トップは、柏レイソルのマテウス・サヴィオ選手になりました!
 マテウス・サヴィオ選手に関しては、1試合平均で2本のラストパスを供給しており、攻撃機会を多く生み出していたということが見て取れます。一方で、ルーカス選手が上位なのは個人的に意外でした。

攻撃ポイント

 2022シーズンのJ1リーグにおいて、90分平均の攻撃ポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 水沼宏太選手(横浜Fマリノス) 2.89(出場試合31)
 2位 家長昭博選手(川崎フロンターレ) 2.86(出場試合34)
 3位 エウベル選手(横浜Fマリノス) 2.46(出場試合29)

攻撃ポイントのトップは、水沼宏太選手になりました!
 32歳にして、日本代表初選出。Jリーグベストイレブン選出など飛躍の年になり、チームもタイトルを獲得したシーズンでした。交代出場の機会もある中で、限られた時間の中で確実に結果を出すことに成功しました。
 家永選手の2年連続はなりませんでした。

パスポイント

 2022シーズンのJ1リーグにおいて、90分平均のパスポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 家長昭博選手(川崎フロンターレ) 2.17(出場試合34)
 2位 藤田譲瑠チマ選手(横浜Fマリノス) 2.17(出場試合29)
 3位 エウベル選手(横浜Fマリノス) 1.87(出場試合29)

パスポイント王者は、川崎フロンターレの家長昭博選手です!
 数値的には、1位2位は同じですが、より出場試合数の多い家長昭博選手をトップにしました。
 家長選手とエウベル選手は攻撃ポイントでも上位におり、攻撃面において継続的に良いパフォーマンスを見せていたと言えるでしょう。
 実は、昨年もこの賞は家長選手が受賞しており、2年連続となります。

クロスポイント

 2022シーズンのJ1リーグにおいて、90分平均のクロスポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 藤井智也選手(サンフレッチェ広島) 0.82(出場試合27)
 2位 水沼宏太選手(横浜Fマリノス) 0.80(出場試合31)
 3位 ジョルディ・クルークス選手(アビスパ福岡) 0.61(出場試合31)

クロスポイントのトップは、藤井選手になりました!
 藤井選手は、後半にかけて出場機会を減らしましたが、もともと守備面より攻撃面に特徴のある選手で、強みを活かしていると言えます。
 水沼選手とFC東京のバングーナガンデ選手(出場試合数17のため除外)は、終盤5試合では、1試合平均1以上の数値を残しています。

ドリブルポイント

 2022シーズンのJ1リーグにおいて、90分平均のドリブルポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 金子拓郎選手(北海道コンサドーレ札幌) 0.80(出場試合27)
 2位 レアンドロ選手(FC東京) 0.77(出場試合20)
 3位 アダイウトン選手(FC東京) 0.71(出場試合31)

ドリブルポイント王者は、コンサドーレ札幌の金子選手になりました!
 金子選手はシャドーとして、あるいはウイングバックとして非常に良いパフォーマンスを見せており、攻守両面で活躍しました。
 そして、2年連続での受賞となります。
 FC東京のレアンドロ選手は、色々と問題もあり試合に絡まない時期もありましたが、シーズンで見るとぎりぎり20試合に出場しました。

奪取ポイント

 2022シーズンのJ1リーグにおいて、90分平均の奪取ポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 ジョアン・シミッチ選手(川崎フロンターレ) 20.32(出場試合21)
 2位 野津田岳人選手(サンフレッチェ広島) 18.65(出場試合28)
 3位 塩谷司選手(サンフレッチェ広島) 17.13(出場試合26)

奪取ポイント王者は、フロンターレのシミッチ選手になりました!
 なかなかフロンターレのサッカーにフィットできなかった選手ですが、ようやくフィットしてきた今期は、出場試合を増やし、良い成績を残しました
 一方で、2位、3位には広島の選手が入っており、スキッペ監督のサッカーを実行するにあたっては、非常に鍵となっていた2選手であるとわかります。

守備ポイント

 2022シーズンのJ1リーグにおいて、90分平均の守備ポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 マテイ・ヨニッチ選手(セレッソ大阪) 3.00(出場試合26)
 2位 エドゥアルド選手(横浜Fマリノス) 2.93(出場試合23)
 3位 荒木隼人選手(サンフレッチェ広島) 2.89(出場試合31)

守備ポイント王者は、セレッソ大阪のヨニッチ選手でした!
 今季より、セレッソに復帰した選手で、しっかりと主力に定着すると、26試合に出場しトップの守備ポイントを記録しました。
 一方で、エドゥアルド選手は、昨年のこのランキングの覇者であり、所属チームが変わっても上位にいるのは流石の一言です。

セーブポイント

 2022シーズンのJ1リーグにおいて、90分平均のセーブポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 権田修一選手(清水エスパルス) 0.63(出場試合33)
 2位 上福元直人選手(京都サンガF.C.) 0.55(出場試合31)
 3位 菅野孝憲選手(北海道コンサドーレ札幌) 0.53(出場試合27)

セーブポイント王者は、権田修一選手です。
 ベストGKに選出した東口選手は、90分平均の値としては権田選手を上回っていますが、試合出場数が19と1試合足りなかったため、ランク外となっています。

最後に

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