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J3リーグ DF編 ~『「俺の」Jリーグアウォーズ 2022』 #16~

*記事編集日:2022年12月1日

 2022シーズンも終了し、2023シーズンに向けて各チーム戦力補強などを行なっています。
 そのような中で、来シーズンの展望ではなく、「1人のJリーグファン」として勝手に、個人的な主観でJリーグアウォーズを行いたいと思います。
 今回は、J3最優秀DF賞を発表したいと思います。

J3最優秀DF賞とは

 この賞は、2022のJ3リーグの中で、DFとして、守備および攻撃においてチームに貢献し、チームの成績や勝ち点獲得への貢献度が高い選手を選出するものです。

ノミネート選手紹介

 ノミネート選手は以下の3名です。

①河野貴志(ギラヴァンツ北九州)

2022シーズン成績
 30試合出場
 0得点1アシスト

1試合平均タックル数
 1.4
タックル成功率
 51.2%
空中戦勝率
 58.1%
1試合平均インターセプト
 0.1
ファウル数
 17
警告
 1
退場
 0
1試合平均プレー数
 70.3(リーグ6位)

北九州の主力です。
 大卒で北九州に加入すると、毎年安定して出場機会を掴んでいるDFで、今季も主力として30試合に出場しました。
 主導権を掴む試合が多かった北九州です。そのため、守備機会をいう観点で見るとあまり多くはありませんでしたが、それでも平均プレー関与数ではリーグトップレベルにつけており、敵陣パス数が51.1(リーグ6位)、ロングパス数が10.4(リーグ10位)と今季は、守備というよりも攻撃のスイッチ役となることが多かったです。

②嵯峨理久(いわきFC)

2022シーズン成績
 34試合出場
 5得点9アシスト(アシストランキング リーグ2位)

1試合平均タックル数
 1.9
タックル成功率
 60.3%
空中戦勝率
 60.3%
1試合平均インターセプト
 0.2
ファウル数
 32
警告
 3
退場
 0
1試合平均プレー数
 45.0

いわきの右サイドバックの圧倒的支配者です。
 青森山田高校出身ということもあり、並外れた運動神経が持ち味の一つであり、今季は1試合平均クロス数5.7(リーグ1位)と、チャンスクリエイト数2.1(リーグ5位)と攻撃面で強みを発揮しました。
 アシストランキングでも2位につけており、いわきFCのJ3制覇に大きく貢献したことは間違いありません
 現時点で、来季の去就が不透明で、ステップアップの可能性もあるでしょう。

③宗近慧(YSCC横浜)

2022シーズン成績
 25試合出場
 0得点1アシスト

1試合平均タックル数
 2.1
タックル成功率
 69.2%
空中戦勝率
 69.2%
1試合平均インターセプト
 0.2
ファウル数
 17
警告
 5
退場
 0
1試合平均プレー数
 69.9(リーグ7位)

YSCCのDFリーダー。
 法政大学から加入後かれこれ7年間に渡りYSCC横浜のDFリーダーとして貢献してきた選手です。
 強固な体を生かした守備が持ち味で、今季は自陣パス数はリーグ2位となるなど、後方からのビルドアップに大きく貢献もしました。チームの成績が近年奮っておらず、来季の去就は不透明ですが、個人的には残留するのではと思っています。

2022 J3 最優秀DF賞

 私が思う、最優秀DFは

 いわきFCの嵯峨理久選手です!!

 Jリーグ参入初年度でありながら、間違いなくJ3で一番のサイドバックでした。
 特に、攻撃面での関与が顕著で、アシスト数の他、クロスでも多くのチャンスを生み出しており、いわきFCのJ3制覇の原動力でしょう。

最後に

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