自粛中の体調管理④【アガペシロップ】
こんにちは、新垣です。
今日はおやつにホットケーキを作りました、美味しかったですヽ(´▽`)/
ホットケーキミックスや小麦粉、バターが品薄になっている今、なんて贅沢ことをしているんだろう、と思いつつありがたくいただきました、御馳走様でした。
さて、ホットケーキといえばチョコレートシロップやメープルシロップ、はちみつと色々あると思いますが、私が最近使用しているのは「アガペシロップ」という天然の甘味料です。急激な血糖値の上昇を抑える、という働きが気になって購入したところ美味しくてハマってしまいました。
天然甘味料と聞いたら、はちみつもそうですよね。
はちみつ、メープルシロップ、ビート糖、アガペシロップ・・・カロリー、GI値、ショ糖などの関係もありますが、GI値が一番低いのがアガペシロップになります。GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指数のことです。つまりこのGI値が高い食材を食べると血糖値が急上昇し、反対に、GI値が低い食材を食べると血糖値は緩やかに上昇します。
では、普段私たちが使っている甘味料の特徴を分かりやすくまとめてみますね。
はちみつ(GI値32~88)
砂糖の1/3の容量でほぼ同じ甘さ、カロリーは砂糖よりも100キロカロリー近くも抑えめです。ショ糖の割合も7%以下。生の酵素も生きているうえに優秀な免疫力向上の働きもあるなど、非常に素晴らしい天然甘味料です。
しかし、甘味の強い蜂蜜は一般的に高 GI 食品と認識されており、百花蜂蜜は GI 値 87 の高 GI 食品です。その実、ルーマニア産アカシア蜂蜜は、GI 値 32 の低 GI 食品であるというデータも発表されています。優れた殺菌力で知られるマヌカハニーなど、さまざまな種類のはちみつがあります。GI値が気になる方は、用途別に購入した方が良いですね。
メープルシロップ(GI値73)
サトウカエデなどのカエデ樹液を濃縮したものです。はちみつよりGI値もカロリーも低く砂糖類と比べると100キロカロリー以上低いという嬉しい天然甘味料です。約6割がショ糖・・・多いですね。カルシウムやカリウム、マグネシウム、60種類を超える多種多様なポリフェノールを豊富に含んでいるのが特徴です。乳幼児にはちみつを与えることはできませんが、100%天然のメープルシロップであれば与えても問題ありません。
ビート糖(てんさい糖)(GI値65)
てんさい(甜菜)とは、見た目は大根のようで、実はほうれん草と同じアカザ科の作物。ほのかな甘さをもつ野菜で、大根のような白い根を細かく切って煮出すことで、糖分を抽出します。上品で優しい甘さが特徴です。
一般的によく使われる上白糖は、99%が炭水化物なのに対し、てんさい糖には、カリウム、カルシウム、リンなど豊富なミネラルが含まれています。カロリーは高めですが、GI値は低め。国産のビート糖であれば安心ですが、海外で生産されているものは遺伝子組み換えの甜菜が使用されていることが多いため、産地や工場はよく確認したほうが良さそうですね。
アガベシロップ(GI値28)
リュウゼツラン科アガベ属に属するテキーラ・リュウゼツランやアガベ・サルミアナを含む数種類のアガベより採取される樹液で作られています。
ショ糖の少なさに加え、とにかく低いGI値28。砂糖の約1.3倍の甘みを持つことを考えるととても優秀な低GI食品です。
糖質制限中の方、血圧・高血糖が気になる方は、絶対にアガベシロップがオススメ。
また、配糖体のサポニンや抗酸化成分のケンペロールなどのポリフェノール類、水溶性食物繊維のイヌリンなどが豊富に含まれているとのことです。
水に溶けやすく、加熱に強いため様々な料理に使いやすいのもメリットです。
【アガペシロップの補足】
アメリカで糖尿病患者に投与した研究が行われたことにより「アガペシロップは体に悪い」と言われるようになりましたが、この実験では既に糖尿病を患っている患者に過度なアガベシロップを与えたことで肝臓に負担がかかるといった研究結果が判明しました。どのような甘味料でも過剰摂取しすぎれば体に悪いことは当然です。
いかがでしたでしょうか?
私のおすすめはアガペシロップですが、はちみつも大好きなので、より多くの方にその有用性を知って欲しいと思っています。はちみつ専門店に行くとのど飴や使い勝手の良い種類などを教えていただけると思うので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
もちろんコロナ収束後に!!
コーヒー、紅茶、ヨーグルト、お菓子作り、料理などに使える万能食材!!
アガペシロップとはちみつは美容にも健康にも良いので、女性への贈り物に最適だと思います。が、アレルギーの方もいらっしゃるので贈る際には注意が必要です。
新垣 ことり