墨江大神のお告げ 神がかる神功皇后 神話は今も生きている ことの葉綴り六〇一
十月二十二日、京都の誕生日?
おはようございます。今日は12月頃の寒さになるようです。三首(首、手首、足首)にお腹、腰を温めたいですね。
皆さん、お身体気をつけて過ごしてくださいね。
十月二十二日は、平安遷都した“京都のお誕生日”
京都の三大祭のひとつ、平安神宮の「時代祭」です。
平安京の時代から、明治維新までの歴史風俗絵巻を、約2千人の方が時代ごとに扮して、京の町を練り歩きます。
京都の三大奇祭の一つで、由岐神社さんの例祭で、秋の風物詩「鞍馬の火祭」の日でもあります。
ただ、残念ながら、昨年に続き、どちらも中止となったそうです。
来年こそは、無事にとりおこなわれますように!!
京都も行きたいですよね~。
十月二十二日の暦は、六曜は「先勝」で午前が吉。先んじることで幸を勝ち”取る”! 十二直も「執」”とる”で、万物を裁決して、執り行う日。祭祀、お参り、お祝い事、建築、種まきに良き日。
二十八宿は「亢」で、結納、婚礼、種まき、裁縫、お買い物に吉。そして寺社仏閣へのお参り、ご先祖を祀るのにいい「神吉日」です。 皆さん、今日も一日、佳日でありますように!!
<ことの葉綴り>全体のご案内
この「ことの葉綴り」は、神話の物語を神さまごとに「マガジン」に分けて読めるようになっています。
「神さまも“失敗して成長した”」と、魅力的な神さまごとに18のマガジンに分かれています。全体のご紹介は、こちらをどうぞ。
600回の節目に、まとめてみました。宜しくお願いします。
再び、神さまのご神託
第十四代、仲哀天皇は、九州の熊曾を討つために、」「筑紫の訶志比宮」(福岡県香椎)で、神帰せをおこなったところ、「(熊曾ではない)海を越えて西の国へ往け。
そこには輝く珍しき宝があり、服従させる」とご神託がくだったことを、不審に思われて信じられなかったことから、神のすさまじい逆鱗に触れて、急死されてしまします。
皇后の息長帯比賣命さま、と、重臣で審神者の建内宿禰は、神さまの怒りを鎮めるために、国中(筑紫)を祓い清めるご神事「大祓」を執り行われました。
この皇后の息長帯比賣命さまは、神功皇后とよばれています。
きっとご存じの方も多いのではないでしょうか?
神功皇后のお腹の御子が……
そして、再び、審神者の建内宿禰が、清められた祭場の沙庭で、ご神勅をあおぎます。
皇后さまが、前と同じように神がかりされて、こうお告げがあったのです。
およそこの国は、この皇后のお腹にいらっしゃる御子が、統べるべき国なり!
皇后さまは、このとき、身ごもっていらしたのです。
建内宿禰は、審神者として、神にこう問います。
かしこき、わが大神さま。この神のお腹の中にいらっしゃる御子は、男の御子でしょうか、女の御子でございますか?
男子ぞ!
すぐさま、神から、神功皇后さまのお腹の子は、男の子だとお告げがありました。
それを受けて、審神者の建内宿禰がさらに、問いかけます。
大神の名は?!墨江大神
今、かようにお訓えくださる大神さま、あなた様は、何というお名前の神さまなのでしょうか? その御名を教えていただけないしょうか。
この神のすさまじい怒りに触れて、仲哀天皇は身罷られています。
この神が、いったいどの神さまなのか? すさまじい力の神なのか? 邪神なのか? それを理解・把握するのも審神者の役目なのです。
すると……。
われは、天照大御神の御こころぞ!
墨江の神の、底筒男、中筒男、上筒男の三柱の大神である!
ようやく、神功皇后の身に、のりうつられている三柱の大神の名前が顕かになったのです。
お告げは、まだ続いていきます。
と、ここで、墨江の神さまについて。
マガジンの「神話1 初の夫婦神・伊邪那岐・伊邪那美」で、登場されています。
伊邪那岐命さまが、黄泉の国から逃げてきて、海で、その穢れを禊祓をしたときに、お生まれになった神さまたちです。天照大御神さまの前に誕生されています。
海の神さま、航海の神さまであり、「禊祓」の神さまともいわれます。
こちらの三柱の大神さまは、“すみよっさん”で有名な大阪市の「住吉大社」さんにご鎮座されていらっしゃいます。
そして、神功皇后さまも、ご一緒にご鎮座されていますよ!!
住吉大社さん、大~好きなお宮です。あ~お参りしたい(^^)
神功皇后さまの神がかり、また次回!
―次回へ
#一度は行きたいあの場所
#私の作品紹介
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?