元不登校児、社会進出へ
中学2年から不登校になり、不登校を貫き卒業し、現在は定時制高校1年の息子。
なんと!
バイト先が決まりました!!!
すごいよなぁ。
ちょっと前までは学校も行っていなくて、ほぼ引きこもりだった息子。
今は夏休み期間なのでほぼ家にいますが、高校に入学してからは学校にも通うようになっていました。
身体があまり強くない息子。
喘息持ちであること、また精神面も体調に現れるので、負担にならないように夏休みにアルバイト初めて身体を慣らしていけたらいいね、と話していたところでした。
夏休みももう終盤ですが、ここにバイトへ行きたい!と思っていたところへ無事に決まりました。
いよいよ社会進出。
来週から早速バイトへ行くようです。
中学の3分の2は学校に行っていない息子。
高校に入学して環境が大きくかわったことが、良い方向へと作用しました。
定時制高校なのでかなりの少人数ということ。
授業時間も4時間、周りの子も中学時代は不登校だったという子が多い環境でもあり、すんなりと馴染んでいけたようで。
環境の変化がかなり良い方向へといきました。
環境を変えるって本当にすごいな。
息子がアルバイトをするところは、息子が高校に入学する前からバイトに行きたいと言っていた場所でした。
ただ、我が家からは交通の便がものすごく悪い場所で。
交通手段としてはバスしかなく、1時間に1本しかないという状態。
誕生日が遅い息子はまだバイクの免許も取れないので、バスしかない状態です。
しばらくは近くでバイト先を探したほうが良いかなぁ…と悩んでいた息子。
でも、やりたい仕事があるんなら、できる限りそこに行けたら1番いい。
とりあえずバスも1時間に1本はあるし、送り迎えできそうなときは私も協力するから、まずは行きたいところを受けてみたら?と話しました。
ネットで仲良くしているお友達からも同じことを言われたようで、第一希望のバイト先を受けることに。
そして無事に内定をいただきました。
ありがたいなぁ。
本当に良かったな。
1年前までは不登校道を極めていた息子が、今では高校にも通って、日中はアルバイトにも出ようとしている。
すごいな。
少しずつでも進んでいる息子。
なんだか力をもらいました。
子どもの成長ってすごいな。
あとはバイト先の環境が息子に合うといいなと切実に願っているところです。
バイトの面接を受けた時に、私からひとつだけ息子に話したことがありました。
それは【バイト先はここだけじゃないから、もし何かあったときは自分の心がダメになる前に逃げてほしい】ということ。
逃げるって別に悪いことじゃないと思っています。
逃げて自分の心身が守れるんなら、それが最善の策だと思う。
ダメになってからじゃ遅い。
中学の不登校の時みたいに、身体が悲鳴をあげてしまってからでは、回復にものすごい時間を要する。
なので、ダメになる前に逃げてほしいと伝えました。
自分の心を第一に守りながら働く。
社会の波にもまれるであろう息子。
ただ、自分の心だけは大事にしてほしい。
あとは楽しく働いてほしいな。
息子の夢にも関係している仕事なので、夢に向かって少しずつ、一歩ずつ進んでほしい。
元不登校児。
いよいよ社会進出です。