長男が再び、とび箱を跳べる日は来るのか
幼稚園最後の発表会が来月に控えている長男。
長男の通う幼稚園は、週に1度、
体操の先生が体操を教えに来てくれている。
園の特色としても体操が挙げられ、
近辺でも有名だ。
新学期が始まってから、長男の手の甲には
はなまるの中に数字の「7」が書き込まれていて
長男に
「これはどうしたの?」と聞くと、
「今日は跳び箱、7段跳べたの」と、
嬉しそうに話してくれた。
それが先週頃から
「長男くんは、とびばこ8段跳べないんだ」
と、落ち込みはじめ、
夜寝る前には「幼稚園に行きたくない」
と、言い出した。
初めて言い出した日は、
私も夫も、とくに気にしておらず、
「大丈夫だよ。7段跳べるんでしょ?今は跳べなくても、きっと跳べるようになるよ」
と励ましていた。
だが、それが3日程続いた。
そして、
次男が風邪をひいて保育園をお休みしたのもあり、
「今日はお休みする」と、しくしく泣くのだ。
夫が「今日は一旦お休みさせよう」と提案し、
担任の先生に電話で伝えると
「体操はお休みしていいから、元気なら幼稚園においで」
と、優しく言ってくれた。
長男は幼稚園には行きたかったようで、
「体操お休みしてていいの?」と、
安心した表情を浮かべ、幼稚園へ向かった。
その日、
本当に見学させてもらえたのか心配していたが、
本当にその日は体操をお休みしたらしい。
「今日は見るのもお勉強の日」
と、いつもの調子で長男が帰宅したので安堵した。
さすが先生。
騙したりは絶対にしない。
「今週はお休みしてもいいよって先生が言ってくれたから」と、次の日も長男は泣くことなく登園して行った。
その日の夕方。
先生から電話があった。
話を聞くと、どうも長男は、跳び箱で勢いよく飛び込み、顎をぶつけた日から、恐怖心で跳べなくなってしまったらしい。
「体操の先生が来る日に、練習方法を相談してみます。それまでは、長男くんの気が向いたら跳ぶように本人と相談して決めました。跳び箱以外の体操は、みんなと一緒に出来ていますよ」
と先生が言ってくれたので、現在は様子見だ。
はたして、
今週はどうなることやら、、、。