マトリックスの向こう側へ　　　　　　その２　　　　安心感を循環させる力

今日は、いまこの瞬間に一番必要な力、
自分の中心に戻る方法と安心感を循環させる力について
書いていこうと思う。
この力は、本来は私たちはもともと持っていたはずのものなのだが、
なぜか成長するにつれ、
人間社会での経験が長くなるにつれて忘れ、すり減ってしまう傾向にある。
安心感を循環させるとはどういうことか？
その力が増えるとどうなるか？
先日ふと聞いていた星読みのまゆちん先生こと
かげした真由子さんのトークを聞きながら
大上段に振りかざさない言葉の中に深く濃いエッセンスがあったので
まとめておこうと思う。
先日書い「マトリックスの向こう側へ」の続きの記事でもある。

あふれるネガティブ情報の中で

私の住むニュージーランドでは
3月の最後から全地域でロックダウンが始まり、
7週間もの間、外出が禁止。
人との距離も接触も「外側の情報によって規制される」という状態だった。
昨日、レベルが緩和され外出禁止は解かれ
ほとんどの店が営業を再開したものの、
郵便局でもファーストフードショップでも
入口で来店の日時、氏名、連絡先を書かされる事態で
2カ月前とは大きく様変わりしたことを意識させられる。
テレビや新聞のニュースを見ないようにしている私でも
人との距離を感じ、取り上げられら自由、
失った自由を意識せざるを得ない。

買い物に行って帰ってくるだけで、
気持ちがどんよりとしてしまう自分を感じる。
人との距離が遠くなり、
家にいることが多くなれば情けなくも増えるのは
インターネットを経由した情報で、
ソーシャルメディアの中をのぞきまわっても、
心が晴れる情報は少ない。
かくいう私も、出口が見えなくなり
架空の次元をさまようようにネットの世界の
ネガティブ情報のショッキングな内容に
影響を受けすぎ、このところ元気はでないし
エネルギーを取られていた状態だった。

私は個人的に世の中の裏側にある意図に気が付く
プロセスというのはとても大切だと思う。
問題は、個々人が気が付いたあと
湧き出る怒りや
絶望、自分の無力感を克服するために
何ができるのか。
どうやって自分を立て直すことができるかが今とても
大切だと思うのだ。

自分のベースに戻る

世界ではいろんな人が
自分の心の中心の場所とその根っこにつながった状態を
『今、この瞬間を味わう』という考えで説明してみたり、
ヨガを通じてリラックスしようとしたり
はたまた呼吸法を通じて悟りに到達しようとして見たり様々だ。

各種の方法は古来から探求されているが
今の私たちといえば、
野球の試合中に、
試合中に雨や雪が降り、はたまた観客席からの紙吹雪、
レーザービームが飛び交って
さながら試合本筋の
バッターやピッチャーのに注目できないといった状態だろうか。

いや、自分がボールの行方から目がそれて思わず
外の観客の声や紙吹雪に目がくらんでいることに
気が付いていない状態と言っても過言ではない。

良い試合をしようと思えば、
基本に忠実に。
バッターの打った球が飛んでくる前に、
自分が守るベースの位置に戻る。

荒波を受けるにしても、
構えて正面から受ける波であれば
乗るなり、そるなり、対応ができるが
外を向いていれば波にさらわれるのと同じだ。


とかく頭でっかちになりがちな自分にとって
必要性がわかりながらも、
なかなかぴったりくる方法が見つからなかったけれど、
きのうは、ちょうど、星読みのかげした真由子さんの
（通称、まゆちん先生）と江島直子さんのトークライブ
の中に素晴らしいヒントがあったのでシェアしたい。

トークライブ全体もとても面白いので、興味のある人は
こちら。（期間限定公開のために、見られる時期限定だけど。）
『神様からのコロナ対策～健康でいるための条件』

安心感を循環させる

かげした真由子さんが
トークの中で行ったイメージワークの
キーワードは「安心感を循環させる」。
外に渦巻くネガティブ情報を中和するためにも
そして、分断されてしまったように見える自分たちを
目には見えないながらも
つながりを回復することにも素晴らしくパワフルだと思う。
以下に
字起こしをしてここに記録しておこうと思う。
『神様からのコロナ対策～健康でいるための条件』
（ワークの部分は、47：50秒あたりから）



『では皆さん、楽な姿勢をとって、私の声を聴いてください。
　準備のできた方は、楽な呼吸をして軽く目を閉じてください。
　楽な姿勢をして、私の声をきいていただければいいです。
　楽な姿勢、そして自然な呼吸をしておいてください。

　この動画を今見てくれている人も
　あとから動画を見てくれる人もたくさんいると思います。
　皆さんは、全員とつながっています。
　その方々と、大きな大きな円を作って、手をつないでみてください。

　多分、向こうまではちょっと見えないかもしれないね。（笑）
　向かい側の人までは見えないかもしれないけれど、
　ちょっと、手の感覚を感じてみてほしいんですね。

　左手には、どなたかの手が結ばれていて、
　そしてあなたの右手には、どなたかの手を握っています。
　左手と右手。
　どなたかの手の感触やぬくもりを感じることができています。

　あなたは、左手で誰かから流れてきた安心感を受け取ることができます。
　そのぬくもりから、安心感を受け取ります。
　そして左手を通じて流れてきて、
　ハートを通じてその安心感をずーっと流して行って、
　次は、右手を通じてつないでいる人に送っていくことができます。

　左手で流れてきた安心感を受け取り、
　ハートを通じて安心感を流して
　右手を通じて、その安心感をお隣の方に送っていきます。

　ゆっくりでいいので、
　そのぬくもりの流れを感じてみてください。
　あー。安心感が流れてきたなー。
　あー。安心感が流れていくなー。
　っていう、感覚です。

　時々、左手から、誰かからの気がかりな気持ちとか、
　何か不安な気持ちが流れてくるかもしれません。
　そんな気持ちが流れてきたら、
　あなたの心の中で『怖くてもいいよ』
　『不安でも大丈夫だよ』と言って、先ほどと同じように
　ハートを通して右手に流して行ってあげてください。

　そして、もしかして、
　誰かの気がかりがあなたのハートに流れ込んできたとき
　もしかしてあなたも不安な気持ちを思い出してしまうかもしれません。
　でもその不安や気がかりも一緒に
　『大丈夫だよ』『怖くてもいいよ』といって安心させて
　右に流してあげてください。
　あなたが心配しなくても、どんどん安心のエネルギーは
　流れ込んできて、めぐってきます。

　左手から流れてきた温かいぬくもりの安心感は
　あなたのハートを通って、右の人に流してゆきます。

　これをちょっと続けてみてください。
　
　どんどん温かさが流れていくと、
　あなたのハートは温かくなっていきます。
　気がかりや不安が流れてきても、
　安心に変えてあなたは流す力があります。

　左から温かいものが流れてきて、
　ハートで受け止めて、右側に流してゆきます。
　ハートはだんだん温かくなってきました。
　ハートが何だか温かくなってきたなと思ったら、
　ちょっとあなたの心の中で呟いてみてください。

　私には、安心感を循環させる力がある。
　私には、安心感を循環させる力がある。
　そしてもう一つ。
　世界は、安心感にあふれている。
　世界は、安心感にあふれている。

　もう一度言いますね。
　私には、安心感を循環させる力がある。
　世界は、安心感にあふれている。

　そして、ゆっくりでいいので、自分の中で
　私には、安心感を循環させる力がある。
　世界は安心感にあふれている。と十分に味わったら
　ゆっくりとここに、帰ってきてください。』

ポイントは静かに『怖くても大丈夫』

このイメージワークを実際にやってみると、
招待のない不安や先行きの見通せない不安で
重苦しくなった自分の身の回りが軽くなるのを感じた。
そして、肉体的には誰も目の前には居ないし
だれとも肉体的にはつながっていないながら
確かにエネルギーの流れる不思議な感覚を味わった。

凄いなと思ったポイントは、
静かに『大丈夫だよ。怖くても大丈夫。』

人間の感情は、
感じてはいけないとブレーキを掛けたり
なかったことにしようとすると
影を潜めたふりをしても流れてはいきません。
長年なかったことにすれば
帰って大きなエネルギーとなって蓄積したり
形を変えて心の機能をマヒさせたりと
いろいろややこしい。
そして、
静かにありのままに、
認めて受け止めて、ハートのエネルギーを通じて
『安心感』として循環させる。

ちょうど、くしくも同じ日に
英語圏のyoutuberで長年パニック障害に
苦しんだ日々から抜け出した方法として話していた。
何かの出来事から不安を感じて、
脳の回路が身体が過去の連鎖反応に結びつき
不安発作を発症させるまでの
5秒間を利用して行動を切り替えるという
目まぐるしい方法だ。
その方法を利用して現代に起きている
不安な時代に気持ちを切り替える方法を
説いていたのだが、生来怠け者の私には
5秒間の勝負で毎回行動を切り替えることに
あまり勝算を感じられない。

それに比べて、
かげした真由子さん（本業は占星術師の先生）として
ご活躍ですが、
今の時代のメッセージを伝える際にご披露された
イメージワークが、
沢山の人が今必要なワークに思えてならないのです。

世の中では、
目に見える世界も
見えない世界もいろんな角度から情報合戦の様相です。
そして情報を通じて、
人の心のエネルギーにアクセスして
図らずも自分たちのエネルギーが吸い取られたり、
また逆に元気になったりもします。

お金＝力であった時代の名残で
お金を持つ立場からは圧倒的な情報を流すこともできます。

良くも悪くも
言葉を使った情報はそれ自体が生き物となり
『思考』や『想念』を作り出します。
つまり、
言葉が『魔法』にも『呪い』にもなりうるゆえんです。
こんな時代の情報デトックスと
エネルギークリアリングとして
とても穏やかながら確かな方法だと思うのだ。

巷に氾濫するネガティブな情報の海を泳ぎながら
自分のこころを立ち位置を自分の中心に戻すこと。
そして、つながりあって嵐のような時を乗り切る！
このために、
『安心感を循環させる』イメージワークの言葉
多くの人が使って自分自身の力をとりもどせるように
願っています。