佐川町と仁淀川流域の"ごちそう"を味わえる新名所(まきのさんの道の駅・佐川|高知県高岡郡佐川町)
今回は前回の佐川町・観光編(上記参照)に引き続き、同じく高知県佐川町内にある「まきのさんの道の駅・佐川」をご紹介していきます!
「まきのさんの道の駅・佐川」は2023年6月25日に誕生した新しい道の駅で、仁淀川流域の新鮮な野菜などが並ぶ産直市や、地場産品・地酒をとりそろえた土産店、地元食材を使ったバウムクーヘンを製造・販売するショップやレストラン・ベーカリーを備えた「ごちそう」が一挙に集う、世の食いしん坊さんを存分に満たしてくれる施設です。
施設名は、言わずもがな、地元・高知県佐川町出身の牧野富太郎博士に因んだお名前。ひらがな表記が可愛くて、ほっこりした印象を与えてくれる道の駅ですね♪
正面玄関はこんな感じ。
屋根の婉曲が、周囲の山々に溶け込んでいるようで、建築物としても素敵です~!
せっかくなので、店内のお店をひとつずつ、ご紹介していきましょう!
まずは、お店に入ってすぐ右側に設けられた産直市コーナー。
産直市コーナーでは、新鮮なお野菜・果物類はもちろん、佐川町の名物「地乳」を使った商品もたくさん並んでいます!
「地乳(ぢちち)」という言葉に聞きなれない方もいらっしゃるかと思うので、簡単にご説明させていただくと、「地乳」とは、佐川町内産の原乳のみを使用した牛乳のことです。佐川町内の小さな酪農家、たった3軒で絞られた生乳を集めて、同じく佐川町の工場で牛乳にしています。
佐川町の酪農家さんは、皆、家族経営の小規模運営。だからこそ叶う、きめ細やかなお世話と、たっぷりの愛情を注いで育てられた牛さんたち。それゆえに、品質の良い生乳を得ることができます。また、牛舎から牛乳工場までの距離が近いため、より新鮮なまま牛乳に加工することが可能となっており、今や、佐川ブランドの一つ「地乳」として、名を馳せています。
そんな地乳を使った商品、ぜひ手に取ってみてください!
ちなみに私は今回、まきのさんの道の駅・佐川だけの限定商品「ミルクドーナツ」を買いました~♪
そして、今回訪問時は残念ながらお休みだったのですが、同じく地乳を使った商品として推したいのが「横畠アイス」さんのアイス。
佐川町で約50年営業している地元企業さんで、自転車の後ろに箱を載せて、引き売りでアイスキャンディーを売っていたのが「横畠アイス」さんの始まり。
文旦や生姜、柚子など高知県らしさ溢れる12種類のアイスを販売しており、中でも地乳を贅沢に使った「さかわの地乳のあいす(プレーン味、いちご味、最中の3種)」は、風味が濃厚で後味がスッキリとした、どこか懐かしいお味。そんな「横畠アイス」の店頭販売を楽しめるのも、「まきのさんの道の駅・佐川」のイチオシPOINTなんです。
ただ、、、
皆様も、定休日にはご注意を。。。(えーん、食べたかったよー!涙)
だがしかぁ~し!
ここですんなり諦める私ではないのですよ。フッフッフ......!!
代わりにもう一つのひんやりスイーツに手を出します!
それが、こちらの「司牡丹あまざけソフトクリーム(ノンアルコール)」!!
佐川町の老舗酒造「司牡丹酒造」さんのお酒から造った甘酒アイスです(カップorコーンは選択可)!
わ~い、わ~い♪
ソフトクリームを持ったまま、道の駅の裏側に広がる芝生広場へ移動して、緑に目と心を癒されながら、のんびりとしたおいしいひと時を過ごします。
「司牡丹あまざけソフトクリーム」は、口当たりが滑らかなソフトで、優しい甘さでほんのりお酒の香りを感じる。少し大人なソフトクリームでした。良き良き。
が、ここで、問題発生。。。
"ひんやりスイーツ欲"という名のちょっとした食欲が満たされたことにより、、、あらまぁ不思議。
いよいよ本気でお腹がすいてきてしまいましたw
食いしん坊が止まらない~~~。
そして、その欲に素直に従うのが、正しき食いしん坊の姿である......!!!笑
と、いうわけで。
まきのさんの台所・テラスにて、高知では安定のおいしさで超有名店の「西村商店」さんのお食事をいただくことにしました!
いただいたのは、こちらのカツオのタタキとお刺身がセットになったメニュー。ボリュームも満点です!
じゃじゃーんっ!見てください、この色味の良いカツオちゃん......!
さらには、口に運んで、、、絶句。
特に、カツオのお刺身の衝撃たるや。。。
わ、わたし、こんなもっちり弾力のあるカツオのお刺身、食べたことない......。もっちりしてて、なのに柔らかくしっかり歯切れもよくて......ナ、ナンダ、コレハ。。。
私の中のお刺身大好きネタランキングで、カツオのお刺身がトップ3に突如、躍り出ました。それくらい、初めて感じた衝撃の美味しさ。
是非、多くの人に食してみてほしいです...!!
それにしても、さすが、いつも安定のおいしさを提供してくださる「西村商店」さん。個人的にも、本当に本当に大好きです。高知のご飯美味しい~!!!っていつも思わせてくれるし、そもそもの高知の食のポテンシャルが、ほんとやばい。この感激を伝える、語彙力が自分に無いのが口惜しい限り。。。
美味しい食事で、無事、お腹もしっかり満たされました。
はい!
では、その次にやることと言えば......?
やっぱりご当地グルメ購入でしょー!!(食いしん坊は止まらない)
まずは、良い香りと「焼きたてで~す!」の声に釣られて、パン屋「ブラン.アトリエ」さんへ。
こちらで購入したご当地グルメは2品。
「まきのさんのぼうしパン」と「土佐赤牛のカレーパン」です。
ほんのり甘い表面とぼうしパンのツバの部分のサクサク食感。そして、中のふんわりした食感との組み合わせが新しい「まきのさんのぼうしパン」。
旨みを蓄えた、ごろっとした土佐赤牛の赤身肉とカレーが揚げパンに包まれて、食べ応えと味の深みを感じる「土佐赤牛のカレーパン」。
どちらも、う~ま~っっっ♡(幸
加えて、「まきのさんの道の駅・佐川」を語るに欠かせないのが、先ほどの西村商店さん横にある「gochisou Lab.KOCHI」さんの「ごちそうバウム」。
佐川町産米粉と自然由来のきび糖を使用し、司牡丹酒造の草花ほのかに香る「マキノジン」を用いてコーティング。素朴な味の中にも佐川町らしさがしっかりと詰め込まれた商品です。
ソフトタイプとハードタイプの2種類あり、ソフトタイプはしっとり、ふんわりした食感。ハードタイプは、発酵バターを使い、塩杜氏・田野屋銀象さんの「完全天日塩」をプラスしたサックリと香ばしい食感です。ちなみに、どちらも食べた後にのどが渇かない、パクパク食べちゃう大好きなタイプのバウムクーヘンでした。
あーーー、う~ま~っっっ♡(幸
高知県のご当地グルメ、良すぎる。
ここでしか食べられない高知県のご当地グルメ。
これからまきのさんの道の駅・佐川を訪れる方へ、少しでも参考になれば幸いです!
今回、食いしん坊の私がお送りした結果ゆえに、ついつい"食"にばかり食いついてしまいましたが、「まきのさんの道の駅・佐川」では、"食"以外も楽しめます!
こんなボタニカル柄の可愛いポストや、牧野博士に因んだフォトスポット。
館内の壁には、実は、化石の町・佐川町らしさもあり。
佐川町の銘酒たちや、牧野博士にちなんだボタニカルグッズをはじめとする高知の銘品もたくさん揃っています。それに、お隣には「佐川おもちゃ美術館」もあり、子供連れでもしっかり1日中遊べる魅力的なスポットです。
ぜひ、お近くにお越しの際は旅の目的の一つとして、「まきのさんの道の駅・佐川」へ訪れてみてくださいね!
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※詳しい情報は外部サイトをご確認ください。
【まきのさんの道の駅・佐川】
所在地 〒789-1204 高知県高岡郡佐川町甲1474番地
営業時間 8:00〜18:00(各テナント施設別に異なる)
サイト https://makinosan.jp/
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