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#Webデザイン
デザインは好みで選んではいけない!?
もし、あなたがデザインする側の立場なら、好みでデザインを制作してはいけません。デザイナーに発注する側も、自分の好みでデザインを依頼してはいけません。なぜなら、顧客(ユーザー)に「どんなイメージを伝えたいか」を基準にデザインを選ばなければならないからです。
昨今、ビジネスをするうえで欠かせないのが資料作りです。企画書、提案書、広告チラシ、WEBページなど様々ありますが、フリーランスなら、ご自分で作
視覚による心理的作用とは
実はデザインの法則は、人間の視覚が無意識に起こす心理的作用を活かしてあみ出されたのです。広告やWEBデザインなどを制作するプロのデザイナーは、センスや感覚でなんとなくデザインをしているのではなく、視覚による心理的作用をうまく活用して設計(デザイン)しているのです。
今は誰でも手軽に制作ができるようなアプリが普及しましたが、視覚による心理的作用がどのようなものかを理解しないで制作していると、意図し
デザインの法則ーその3
規則性をもたせると人は知覚できる!
デザインの要素に規則性をもたせると、情報が整理されて内容を認識しやすくなります。なぜなら、人の視覚というのは意識していなくても「規則性」があるものや「パターン化」したものに意味を見いだそうとするからです。
具体的な例を上げます。例えば「箇条書き」を見たとき、それがどんな規則性があって並べられているのかを、人はすぐに判断します。行頭記号に1、2、3といった数字
デザインの法則ーその4
正しく識別させるためにグループ化すべし
関連のある要素はまとまりを持たせてグループ化すると、見る側が内容を理解しやすくなり、デザインも良くなります。人の視覚は、近くにあるものを「グループ」として捉える傾向があるため、文章、写真、図形といった要素同士は、離れているより、近くにある方が「関連のある情報」だと認識します。デザインの法則その4は、関連があるもの同士にまとまりを持たせる、つまり「グループ化
デザインの法則ーその5
余白は「余った部分」ではなく、活かすもの
多くの人は、余白を余った部分と捉えがちです。余白にどんな効果があるのかを知らないからです。そこで今回は、余白の効果と重要性について解説していきます。デザインの法則5つ目は「余白を活かす」つまり、間隔を開けるというものです。
デザインの法則4つ目では、関連する要素にまとまりを持たせる(グループ化する)ことが大事という話をしましたが、まとまりを持たせるとど
派手な色使いをしなくても目立たせることができる
視覚による心理的作用を活かしたデザイン手法
世の中には様々なデザイン手法がありますが、目立たせる方法は、大きく分類すると4つに分けられます。これは視覚による心理的作用を活かしたものなので、人が意識しなくても注意をひく作用があります。その原理を理解すれば、デザイナーがあみ出した様々な手法が、どうして効果があるのかが納得いきます。実は、WEBや広告などのデザインは、派手な色使いをしなくても顧客(ユー