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つくるヒント

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#文章

読みやすい文章を書く、たった一つのコツ

メンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いてなくて。 わー、ありがとうございます! そこまで褒められると照れますね。なになに?あなたの文章はなんでそんな読みやすいんだ?なんかコツをつかんでんじゃないか、あるならもったいぶらずに教えてくれと。なるほどー、たしかにうちの文章を称するとき「読みやすい」と言ってくれる方、多いです。 ざっくり半分の方が口にするんじゃないかな?ある方は、他の人のは読めないけど、この人だけは読めちゃうみたいな。 わかりました。別になんも隠してません

文章の上手さはどこに滲み出る?|前編

メンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いていて。 なるほどですね~、これは壮大な質問というか。 受けたときは「あ、おもしろそー!」と思ったんですが、考えれば考えるほど深くって。端的にいうと、こなれた書き方してる、書くが自分のものになってるってことなんですが。そー言われてもね。その状態がどーいうことなんだ、そこを言語化してくれーってことだと思うんで。 またねー、この質問注目されてるんです。ラウンジ(チャットルーム)で受け付けてるんですが、みんなの反応や食いつきが違う。中

書くものに「深み」を出す、ちょっとしたヒント

メンバーシップ「書く部」にこんな相談が届いていて。 あー、文章の深み。 出したいですよね~、その気持ちよーくわかります。わたしも思いますもん。てか、ボツにするときはだいたいそれが理由じゃないかな?「あかん、これじゃペラペラだ・・・」って。やっぱ、書くからには読みごたえというか。くーーって唸る記事にしたいですもんね。 だだ、ねこのてさんの記事が浅いとも思わなくて。人生経験もあって「いいな~」と読ませてもらってるんですが。 こういうのは、ご自身がどう感じるかなんで。そか、

どれだけ書けば、あなたの想いは伝わるのか?

メンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いていて。 なるほどー「文章の長さ、どれくらいがいーんだ?」問題 一文っていうより、記事のボリュームって感じですかね。帯に短し襷に長し、命短し恋せよ乙女。いったい、どれくらい書きゃちょーどいいんだ。たくさんの人に読んでもらえるんだと。質問文からも「はて、どーしたもんか・・・」って感じが伝わってきます。 たしかにnoteはそのへんも自由で、書こうと思えばいくらでも書けちゃいますもんね。 AI機能も充実してるけど、ボリュームについて

やっと、noteが何考えてるかわかった

三年かかりましたね~ 一昨日かな?街歩いてて、ふと「あー、そういうことか」と。いや、ずっと不思議だったんです。noteさんは、なんでこのプラットフォームつくったんだろ?って。わたし、書くの好きですよ。仕事にしてきたし、このままずーっと続けたいなと思ってます。でもですよ。 わたしが事業者なら、まず手出さないもん。サービス開始が2014年、とっくに「活字離れ」が叫ばれてたし、もう何周もした話題でしたよ。 ブログサービスがいくつもあって、なんでいまさら??って。そりゃ有料記事

3つの「ない」で文章はグッとよくなる

今日もメンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いていて。 なるほどですね~、ちょと背景を説明すると。 日常のゆるっとした記事は力を抜いて書けるのに。心のやらかいとことか、ちょした闇(?)を描こうとするとどーしても構えちゃって。どんな記事でもサラッと書けたらいいのになーと。ま、こうして文章にすると無理もないですけどね。 ハンバーガー食べるとき、フルコース食べるとき。同じ気分、服装じゃ行かないように。書くネタによって変わるのは必然かなーと思うけど。 でも、スタンスというか

気持ちいい文章って、どんなだろう?

今日はメンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いていて。 なるほどー、読んで気持ちのいい文章。 実は質問もらってすぐ。似たような「心地いい文章」ってテーマで、前に書いたかも~と返したんですよね。でも、質問者のヤスさんが「んー、心地いいと気持ちいいは、びみょーに違うような」って。ここから、わたしのはてさてー?って旅がはじまったわけですが。 考えてみるもんですね(てか、ヤスさんに感謝だわ)言葉の意味として、明確な違いがあるかはさておき。ニュアンスとしてはたしかに違う。しかも

そこに人がいる文章|前編

今日は、メンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いていて。 ちょと、先日の「部会」で出た話なんで整理すると。 あるタレントさんが音声入力でブログ書いてて、もう誤字とかも気にせず上げてますと。で、わたしが「生っぽくっていいですね、そこに人がいるって感じがして」って。そうそう、人がいる感じ。どうすれば出せるんですかねー?てか、いいなと思う方の文章って声が聞こえるというか。 なんかそんな話になって。じゃ、一度考えてみましょーと。端折ったけど、だいたいこんな流れだったと思います

あなたの文章に「いい風」は吹いてますか?

今日はメンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いてなくて。 あー、いいますね(笑)個別コーチでですよね。 別にテキトーに言ってるわけじゃなく、素直な読後感というか。仕事で20年ほど書いて、noteも2年間毎日開いてると、文章から「風」を感じるんです。この一文が光ってる!とか「明」で表現する方もいるけど、わたしの場合は「風」かな。 自分でも、できればいい風吹かせたいと思ってるんで。やっぱ、気持ちいいじゃないですか。どん詰まってるより、すーっと抜けたほうが。 そりゃ平仮名

この夏、本気で上手くなりたい人へ|後編

前回に引き続き、下記の質問に答えていきましょう。 なにそれー、そんな熱いこと書いてたの?って方は下記をどうぞ。 けっこう反響というか、手応えありました。わりとマインド面に寄った話なんで、そこまでかなー?と思ったんですが、姿勢やスタンスの大事さを理解してもらってるというか。それがあっての技術なんで。 よく思うんですが、文章が上手くなりたい!といって。テクニックでどうこうなる部分なんて、知れてるんです。全体の2~3割じゃないかな? もちろん大事で、それがないと伝わるものも

この夏、本気で上手くなりたい人へ|前編

今日はメンバーシップ「書く部」に、こんな質問が届いてなくて。 あ、なるほどですねー 甘っちょろいことはいいから、もう本音を聞かせてくれと。ほんとのとこ、書いてやってける人、この先も伸ばしていける人はどんな人なんだ?わたしはその中に入ってるのか?と。ま、そこまでは書かれてないけど「こちとら本気なんだわ!」ってことでしょう。 わかりました(いつも本気ですが)今日はグッと踏み込んで、耳が痛いかもしれないことも書きましょう。 たしかに、個別コーチしてても言われることあるんです

「真似る」について思うこと、気をつけること

今日は、メンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いていて。 なるほどー、書き写し(模写)についてどう思うか。 学生の頃はやったなー、好きな曲の歌詞をノートに書いて「やっぱ、ええわー」って。みんなもやったでしょー?きっと、note書こうなんて人は、そういうとこ通ってきてるはず。あれ、どういう心理でしょうね。好きな言葉を書き写したい。 読むだけじゃ飽き足りず、もう一段階深いとこで味わいたくなるのかな? 自分の手で書いたら、より理解できるんじゃないか。あわよくば自分のものに

文章力があるのはどんな人?3つの特長

今日は、メンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いていて。 んー、直球。ど真ん中ストレートって感じかな。文章力かー、パッと思うのはこれですよね。 書くとは考えることそのものだよ、書けないってことは考えてないってことだよーって。このツイートのつづきにも「文章力とは、ほぼ思考力のことです」って、えらそーに。 ただこれ系は、わりと書いてるんで。今日は、ここをもう一段掘り下げてみましょうか。 「考える」は大前提なんだけど、その一つ下のレイヤーというか。具体的にはどーいうことが

書き出しや記事の冒頭って、どー考えてる?

今日は、メンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いていて。 なるほどー、記事冒頭の考え方ですか。 なんか、するどい質問が届くようになりましたよね。これけっこう玄人っぽいというか、一つ上の話だよなーって気がします。だって、書くの覚えたての子供が「ははーん、文章は冒頭が大事だな。ここが読まれるかどーかのカギじゃね?」ってならないですよね。 もちろん、まつぼっくりさんやメンバーは子供じゃないんだけど、にしてもいい質問だなと。 なーんて、こうして書いてるのも記事の冒頭ですから