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washizukami
そこに人がいる文章|前編
今日は、メンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いていて。
自己開示なんてよく言いますけど、そんな大げさなことじゃなく、「自分」を感じてもらうのって、どうしたらいいんでしょう?(ちなみさん)
ことばと広告さんもそうなんですけど、望月さんも声が聞こえるんですよね。お話ししたことないのに!(ただのはるさん)
わたしも聞きたいです!そこに人がいる感じって、どーしたらいいんでしょうか?(まつぼっくりさん)
ちょと、先日の「部会」で出た話なんで整理すると。
あるタレントさんが音声入力でブログ書いてて、もう誤字とかも気にせず上げてますと。で、わたしが「生っぽくっていいですね、そこに人がいるって感じがして」って。そうそう、人がいる感じ。どうすれば出せるんですかねー?てか、いいなと思う方の文章って声が聞こえるというか。
なんかそんな話になって。じゃ、一度考えてみましょーと。端折ったけど、だいたいこんな流れだったと思います。
これはねー、やや高度な話だと思います。そこに人がいる?そんなの書き手がいるんだから、あたりまえじゃないか。人がいない文章なんてある?って思う方かもいるかもしんない。でも、わたしはnoteのようなエッセイや読み物において、めっちゃ重要なことだと思っていて。
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