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考えたこと・思ったことをまとめたマガジン

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毎日の中で考えたことをまとめたマガジン。「コンテンツ会議系マガジン」に含まれないnoteは、全てこのマガジンで読むことができます。他のマガジンとも被る時があります。
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2019年5月の記事一覧

極めたいものを、集める旅

「極めたい」が、好きの最上級だと思う。 アイドルを好きになったら、SNSもチェックするし、イベントにも行く。 一番詳しくなりたいとすら、思う。 好きは、もっと知りたいとほぼ同義だし、一生完璧に知ることができないものを、追いかける覚悟でもある。 以前、学生向けのマーケティングを体験するワークショップに参加した。 楽しかったけど、思うようにはできなかったけど、できなくてもいいかなと思った。 極めたいまでは届かなかった。 昨日、コピーライターさんにコピーを添削してもら

つよさが、成長には必要だなって。

できないって、悔しいじゃないですか。 やっていることが好きなほど、できるようになりたいなって強く思うほど、悔しいんですよ。 そんなとき、できないって認めたくない自分もいて。 あいつはわかっていない、これにはこんな意味があるのに、って。そんな風に他人を否定していれば、自分の作品の質って、うわべだけなら保てちゃう。 でも、そこで冷静に、自分ができていないってことを受け入れて、欠けているところを見つめて、愚直に直すと、成長できる。 そして、きっといつか、「たしかに、全然ダ

思いを繋げるインターネット。

クラウドファンディングって、新しいようだけど、昔からある「義理人情」と似ている。 クラファンは、なにかやりたいこと、商品の製造やイベント開催に必要なお金を、ネットを通して集めること。 友達や知り合いが、応援の意味を込めて協力することや、会ったこともない人が、想いに共感して資金を支援してくれる。 この、困っている誰かを助ける気持ちというのは、近所の人に調味料を貸したり、遠い親戚の子が地方から出てきたときに泊めてあげたりする、義理人情となんら変わらない。 みんなが一人でス

合わないんじゃない、早く出会いすぎただけ。

最近、好きな本と嫌いな本のほかに、「今じゃない本」が分かるようになった。 好き嫌いは、単純に内容の質だ。 面白いと思えば好きだし、つまらないと思えば嫌いな本。 一方で「今じゃない本」は、内容の質が良いか悪いか以前に、その本がやろうとしていることが、今の自分にあっていない。言い換えると、その本の読者に自分が当てはまっていない本だ。 ゲームにレベル1、レベル2と違ったステージがあるように、本にもレベルがある。しかし、学校の授業みたいに、誰かが管理しているわけでも、みんなが

時は金なりのほんとうの意味

時は金なりには、「時間はお金と同じくらい価値がある」という本来の意味とは違った意味がある。 時代の流れから、新しい意味が生まれたと言った方が正しいかもしれない。 その意味とは、お金も時間も、それ自体に価値はないということだ。 今までは、お金を稼ぐことが大切だった。 もちろん今もお金が大切であることに変わりはない。しかし、昔に比べて生活に必要なものが揃ってしまった今、物や地位よりも「意味合い」で人が動くようになった。 いくら稼いだかという結果よりも、どうしてそれをして

頑張りたいのに頑張れない人のためのnote

頑張りたいのに、頑張れないというのは、わがままでもなんでもない。 やる気がないわけでもない。 「しなければ。」と頭でわかっていても、それを実際に行動するには、習慣にするには、別の力が必要なのだ。 そうでなければ、ダイエット器具やジムが、こんなに流行るはずがない。 ではその「別の力」とはなんなのか。今回は三つに分けてみた。 ・がんばる理由 ・周りのサポート ・頑張らざるを得ない状況 これらは、全部同じくらい必要というわけではない。どれか一つで十分頑張れるという場

焦らない、あせらない。

焦りは、ひっそりと心を侵食する。 焦っても、いいことは基本ない。 ただ、いつもより多くミスをするだけだ。 冷静な判断ができなくなったり、周りの声が聞こえなくなったりもする。 避難訓練の合言葉も、「おさない、かけない、しゃべらない」だった。これは言い換えると、焦らず、先生の指示を聞けという教えだ。 だから私はいつも、なるべく焦らず、気持ちにゆとりをもつように意識している。 何か緊急事態が起きたときは、焦っていることに気が付きやすい。 想定外のハプニングが起きた

異国の地だろうと、人はぜったい慣れる

人間って、一、二年で慣れる。 異国の地で新しい生活を始めたばかりの自分に会えるとしたら、そう伝えるだろう。 映画を4本観ても時間が余る、14時間の飛行機。 下味をつけず、あとからシンプルな味付けをした料理。 どんなに寒くてもバスタブを使わない、シャワーだけのお風呂。 留学生活に慣れて、日本の生活との大きな違いからささいな違いまで、不満すら感じなくなった二年生の始まりだった。 そして、その慣れは、わたしの日本での生活も少し変えた。 今まではアメリカから帰ってくるな

かんぺきなパートナー。

ヨーグルトは、私の食卓にある。 それも毎日。 半年前から、私の朝ごはんはカフェラテとヨーグルトだ。 カフェにいつもの小さなカップに詰まったヨーグルトが売っていなかったとき、これでもかと小さな失敗を重ねた。 朝、いつものリズムを思い出させてくれるヨーグルト。 一度売っていなかった寂しさを味わってから、ショーウィンドウに並んだヨーグルトたちを見つけるだけで、幸せな気分になるようになった。 ヨーグルトは、替えがきかない。 とくに、私が食べるのはギリシャヨーグルトという

新しい習慣作るための三つのコツ。

アメリカの大学にいる間に始めたnoteの毎日更新。 せっかくの集まりなのにと、端でパソコンをカチカチして友達に怒られるときは何回かあったけれど、それでも特に苦労もなく二ヶ月ほど更新を続けられた。 それが、日本に帰ってきた瞬間、苦痛でしかなくなった。 「やらなきゃ。」という一心で三日ほど頑張ったけれど、ついに一昨日、寝過ごして更新をストップしてしまった。 何かを続けるには、やる気だけではどうにもならない。私は習慣作りには理由・環境・相性の三つの要素があると思っている

止まったら、また歩き出す。

私はいつから、失敗しても「まぁいっか。」とすぐに立ち直れるようになったのだろうか。 学生時代、私は、塾のクラス分けテストや期末テストから、部活の引退試合まで、本番で失敗しないための練習を重ねることが多かった。 基礎的な能力をあげるとともに、たった一日の本番で実力が出し切れるよう、やるべきことはやったという自信を獲得すべく、努力を重ねた。 しかし身を以て実感したのは、その努力の仕方では、本番の結果によって、努力が否定されるということだ。 志望校に受からなかったのなら、友

好きだから、好きなんだ。

先日、好きなものと、それを好きな理由を、初対面の人に聞かれた。 気軽な質問のように見せかけて、満足がいく答えを返すのはなかなか難しい。 今回のは、30点くらいだった。後から、あっちも答えればよかった、あれよりこっちの方が本当の理由な気がする、と後悔した。 実は、自分のことを、あまり知らないんだな。 以前、いちばん好きなものを考えると、好きなものと一緒に、小さな幸せをたくさん見つけられるようになるという話をした。 そう、好きなものってたくさんあるのだ。それぞれの良さも

正しい答えより、正しい問いを。

正しい答えが見つからないと思ったら、そもそも問いが正しいかどうかを考えた方がいい。 哲学の授業ではよく、「この質問は間違っている」というフレーズを聞く。 初めは「答え」と聞き間違えたのかと思ったけれど、「質問」が間違っているで合っていた。そして授業を何回も受けるうちに、質問は間違えやすいものだということを知った。 間違え方のひとつに、まちがった二択で考えてしまうというのがある。 例えば、よくある問いに「好きなことを仕事にするべきか、得意なことを仕事にするべきか」という

合格点と、満点の違い

何かを極めるのは、難しい。それは、90点の壁があるからなんじゃないかなと思った。 90点と100点って、はたから見たらほとんど一緒に見える。本人にだって、そう見える。 だけど実際は、30点を70点にするよりも、70点を90点にする方が、90点を100点にする方が、難しい。こんなグラフのイメージ。 でも、一緒に見えるから、他の人に努力を評価してもらいずらいし、自分としても成長が感じられなくて、努力を続けるのが辛くなる。 90点にやっと辿り着いたと思ったら、88点に戻るこ