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コーヒー豆かすの脱臭効果・アロマ効果を高める方法とか脱臭・消臭とか

コーヒー豆かすの脱臭剤の効果を高めるには、時折、できれば1日に何回か、その袋を振る、器であれば豆かすを混ぜるなど動かす。

袋などに収められ「消臭剤」やら「脱臭剤」やら「香り袋」やら「コーヒーサシェ」などに名前を変えたものを、そのまま放置していても、コーヒーの香りはすぐに消えてしまうし、脱臭効果も実感しにくい。

焙煎後のコーヒー豆は、多孔質構造と呼ばれる無数の穴がある。ざっくり言えば、その穴にニオイを吸収することで、脱臭効果がある。

豆かすを動かすと効果を実感しやすいのは、表面に出ている豆かすの穴の位置が変わるから、、ということなのだと思う。

我が家でも、お世話になっているコーヒー焙煎屋からいただいた、コーヒー豆の脱臭剤をトイレに置いてある。

私がトイレに入るたびに、その香り袋だかサシェだかやらを、数回軽く振るようにしている。

コーヒーの香りがふわっと広がる。次に入った時には、コーヒーの香りは残っていないけれども、異臭もしないので、脱臭はされているようだ。

乾燥したコーヒー豆かすの脱臭効果は1ヶ月ほど持続すると言われているが、数日するとなんとなく酸化したような嫌な、かつ我が家のトイレから発生するものとは別の臭いがすることがある。これも、1日数回袋を振ることで、すっきり解消された。

現場からは、以上です。

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最近は、コーヒーグラウンズ(coffee grounds)などシャレオツな呼び方をされるようになった、抽出後のコーヒーの粉(かす)。

アンモニア吸収率では、乾燥したコーヒーの粉(かす)よりも多少水分が残っている(実験では水分率21%)コーヒーグラウンズの方が2倍以上の消臭(脱臭)効果があるらしい。

出典:UCC

抽出後どの程度乾燥させたものが、水分率21%なのかよくわからないし、
もちろん、自分で計量して確認する気はない。

過去には、抽出後、水切りをし、軽く乾燥させたものを、ガラスや素焼きの器などに乗せて脱臭剤として使ったこともあるが、暑い時期には早々に(最短翌日)カビが生える。よって、コーヒーグラウンズ再利用禁止令が発令され、以降一度も解除されていない。

現在、家で出るコーヒーグラウンズは、より高い「脱臭効果」があるという期待のもと、夜に「その日出た燃えるゴミ」の袋の中に撒かれている。

そのゴミ袋は、さらに新聞紙に巻かれ、回収用の指定のゴミ袋へ格納される。対「その日出た燃えるゴミ」でのリアルな脱臭効果は不明である。

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細かいことだけど、コーヒーの場合は、消臭ではなく脱臭ではないかと思っていたりする。

大阪府の定義によると、

空間に芳香を付与するものを芳香剤、臭気を化学的、生物的作用等で除去又は緩和するものを消臭剤、臭気を物理的作用で除去又は緩和するものを脱臭剤、臭気を他の香り等でマスキング(包み隠す)するものを防臭剤と関係団体の自主基準で定義付けをしています。

大阪府 芳香・消臭・防臭・脱臭剤

活性炭のように、臭いを吸着させ除去するのが「脱臭」。
においの素の成分(物質)そのものに作用して臭わない状態に変化させるのが「消臭」。

先に上げたUCCのサイトでも、コーヒーの「脱臭効果」として、わかりやすくまとまっている。

しかし、後半になると「おしゃれにつくる消臭剤」と、すこしゆるい感じになっている。どっちでもいいということなのかもしれない。

ついでなので、、

味の素は「脱臭」

UCCは、消臭・脱臭と併記しているけれども、基本は「消臭」

TWINBIRDは完全「脱臭」

再利用方法11選とのタイトルですが、具体例は30個ほど掲載しているので、読むならTWINBIRDだけで良さそうですね。

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