小さな虫を触れるようになった娘から、自己肯定感について考えた話。
「パパ!パパ!ちっちゃな虫捕まえた!見て!!!」
夕飯を終えて、片付けをしていたら娘から大きな声で声をかけられた。
どうやら遊んでいたら小さな虫がいて、初めて自分で虫に触れたようだった。
娘は虫が苦手。
米粒くらいのちいさな虫でも、アリでさえビビって避ける。
そんな娘が急に触れるようになった。
本人は大興奮。
「この本のここにこれくらいのちっちゃな虫さんがいたの!」
「えいっ!てやって捕まえられたの!」
「あさちゃん虫さん捕まえられたの!」
「次はこれくらいの虫さんも触れるかもしれない!(片手でOKポーズをしながら)」
「こーんな大きい虫さんも触れるかもしれない!(両手を広げて)」
「今度、パパと虫取りしてみたい!」
「この前、公園でお兄ちゃんがパパと虫取りしてたよ!…….〜」
全力で詳細を話してくれた。
アリさえも怖がっていたのに、虫取りをしてみたいとまで言うようになった。
小さな虫を触れたことで、虫に対しての苦手意識がなくなった。
触れたことを全力で喜び、全力でできたことをアピールした。
次はもうちょっと大きい虫も触れるかもと思えるようになった。
虫取りにも興味を持った。
自分が苦手だと思い込んでいたことをちょっとした勇気を出してやってみる。
ちょっとできたことを全力で喜ぶ。
このちょっとできたことでも全力で喜ぶ、自慢しちゃうくらい喜ぶというのは大事だなと思った。
自慢して他の人がどう思うかは気にしない。
自分軸でオッケー。
自分ができたことに対し、自分で自分を全力で褒める。
できたことは小さくて良い。
大きさは関係ない。
とにかく褒める。喜ぶ。
自己肯定する。
これをやると次やってみようと思える。
次、次、と同じサイクルで段々とできることも増えていく。
するといつの間にか、できなかったことができるようになっている。
娘はちっちゃな虫を触れるようになって、虫取りやりたい!と思えるようにまでなった。
小さなこと1つでここまで大きく変わる。
僕ももっと、とりあえず、いろいろとやってみよう。
苦手意識を持つことはあまりないが、新しいことに対しても壁を作らず、とりあえずやってみよう。
話はそこからだ。
子どもは成長するマインド、人生を楽しむマインドを自然と持ち合わせている。
子どもってやっぱ天才。