娘の「なんで?」の無限ループから、毎日を楽しく過ごすことについて考えた話。
娘の「なんで?」が無限ループになってきた。
子どもの「なんで?」が止まらないという話を耳にしてきたが、まさに実体験中。
「パパはなんでコーヒー飲んでるの?」
「(たまたまテレビに出てきた人の服装を観て)なんでこのひとはこんな格好してるの?」
「なんでお片付けするの?」
「パパはなんで男の子なの?」
「なんで電車なの?」
「なんでこんなところにシール貼ってるの?」
とにかく「なんで?」が止まらない。
「なんで?」に返答すると、その返答に対してさらに「なんで?」と返ってくる。
思うがままに生きている。
不思議なことに対して疑問を感じて、好奇心を持つ。
とりあえずなんでか聞いてみる。
聞いてみて理解できないこともあるだろうけど、
「そういうこともあるんだ!」
「あさちゃんにはちょっとむずかしいな!あさちゃんはまだ子どもだからさ!ごめんね!」
なんて言ってきて面白い。
謝る必要ないんだよ〜って返しながらも、わからないことに対する返答も、
いつもは子ども扱いすると言い返してくるくせに、こうしたときは自分から「子供だからさ!」とか言って上手に言葉を使っていて面白い。
とても自然。
実に人間らしくて良い。
娘の「なんで?」のおかげで、僕も普段考えないようなことも考えることが増えた。
頭の体操になる。
返答も3歳がわかるような言葉で、説明をしなきゃいけないから、これまた勉強になる。
噛み砕いて、「例えばさ、あさちゃんが保育園で〜」なんて、
娘がわかるような身近な例を出しながら返答したりしている。
すると、娘も「へぇ〜そういうこともあるんだ!面白いね〜!」なんて理解してくれる。
こうやって自分の身の回りのことに「なんで?」と疑問を持つこと。
「なんで?」に「なんで?」を重ねて思考を繰り返していくこと。深ぼること。
説明のときは相手がわかるような言葉にすること。
これって仕事においても大事。
かつ、毎日を楽しく過ごすのに大事。
「なんで?」から始まる知の探求が生活を彩るな〜なんて思っている。
ちょっとしたことだけど、このちょっとしたことを意識してみるだけで、
自分が見えてる世界がちょっと違うものに見えてきて楽しくなる。
娘が「なんで?」を繰り返して、思うがままに自由に生きているように、
僕も「なんで?」を繰り返して毎日を楽しんでいきたい。