赤ちゃんをあやす娘から、とりあえず試すことについて考えた話。
妻の友人が出産をし、お祝いも兼ねて娘を連れてでかけた。
娘は赤ちゃんと対面するのは初めて。
妻も妊娠中のため、家では生まれてくる赤ちゃんに
「あさちゃんが赤ちゃんに〇〇してくれるね」
「赤ちゃんに〇〇してあげるの」
なんて、シュミレーションをあれこれとしている。
そんなシュミレーションを実践できる良い機会になったみたい。
赤ちゃんをあやそうと音の出るおもちゃを2つ用意して、
「こっち?こっち?」
と反応を見ながら、
「赤ちゃんはこっちの方が良いのかもしれない」
「はい、どうぞ!」
と片方を渡してみる。
赤ちゃんはそのおもちゃで遊び、娘も嬉しそうにしていた。
やっていることはなんてことないことだけど、
よく考えてみたら、これって日常生活や仕事でも大事なことだな〜と。
自分がやりたいこと、仕事で解決すべきこと、目標や目的を達成するために、
選択肢を用意して、とりあえずやってみて、反応を見る。
とりあえずやってみないと反応も見られない。
大人になるといろんなことを知ってるが故に、
余計なことばかり考えてしまい、
自分の頭の中だけ、妄想で終わり、
結局何も試さず、現状も変わらない、なんてことがよくある。
何もやらないっていうのは衰退の始まり。
知識が増えるのは良いことだけど、それが邪魔になることもある。
知りすぎたが故に、動きづらくなることがある。
実際、僕もこの繰り返しでずっと停滞していた。
考えすぎてしまい、結局何もせずに終わる。
成長してるつもりで、成長していない。
コーディングを仕事にし始めてからようやく、行動が先にできるようになってきた。
が、まだ考えすぎてしまうことがある。
そんなときは、赤ちゃんをあやす娘を思い出すことにしよう。
子どもの行動には人生を楽しくするのに大事なことがほんと詰まっている。
子どもは先生。天才です。